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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    梅雨時。

    梅雨 撮影 松田光司

    愛知県出身の私にとって、関東の梅雨時というのはとても過ごしやすい。





    何を言っているんだと思われるかもしれないが、実際そうなのである。
    愛知にいる頃は、雨が降っているのにあの暑さ、もう半端ではなかった。当然、湿気は雨が降っても降らなくても相当なものだった。
    じっとしていても湿気と汗でべたべたとしてくるくらいであった。

    という訳で、雨が降れば涼しくなる関東の梅雨時は本当に快適であると感じているのだ。

    まあ余談はそれくらいにして、今日はテラコッタの話。

    テラコッタという言葉はこのブログでも何度か登場しているが、粘土の素焼き作品の事。

    テラコッタの一番の長所は、やはり作家自身の制作の手跡が本当にそのまま残るというところであろうか。
    あと何とも言えない柔らかくあたたかい感じ。
    ブロンズでもその雰囲気を出せなくもないが、土ならではのぬくもりというものはやはりあると思う。

    さてここで、最初に梅雨の話をした事につながるのだが、私にとってテラコッタを制作するにはこの時期、とても都合がいいのである。

    テラコッタ制作では粘土が軟らかい状態で徹底的に作り込んだ後、乾燥に入るのだが、私の場合、この乾燥させている間にも、どんどん手を入れていくのである。

    この時、適度な硬さと柔らかさがある状態が仕上げには丁度良いのだが、ありがたい事に、この梅雨時というのはその湿気のおかげで仕上げやすい状態が長く続いてくれるのだ。

    という訳で、・・・
    うっとうしいと思われているこの関東での梅雨時、愛知出身の私は、快適さを感じながら、ゆったりとテラコッタの仕上げに取り組んでいるのであった。
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    1. 2010/06/23(水) 11:21:50|
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