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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    再び、今中隆介。

    「風人86」と「風人96」 松田光司作

    今中が、表参道画廊で開催のグループ展に参加するそうである。あと今中のおじさんにあたる「あすなひろし」原画展にも企画でかかわるとの事。詳細はこちらへ。r-homeworksホームページ




    さて写真「風人’86」「風人’96」は4月19日5月31日でも取り上げた、今中の2つの肖像である。
    「風人’86」は、まだ今中が21歳、「風人’96」は31歳。この2点に「風人’06」を加えた3つの作品の比較が面白い。

    風人’06」をつくり終えた当時、私が書いた文章があるので抜粋して紹介しておきたい。


    「『風人‘86』を見た時、その内なるエネルギーの強さに驚かされる。どちらに向かっていくのかまったく見当もつかないが、とにかく何かをやってやるんだという強い意志に溢れている。

    『風人‘96』、まずまっすぐである。行きたい方向は確実に定まり、1点にそこを見つめ目指している。1点だけに向かうが故の強さもあるのだが、同時に危うさも感じる。

    風人‘06』、何なのだろうこの幅のある感じ。あいかわらず強い意志を内に秘め、前を見据えているのだが、そこにまわりを包み込むような余裕と安定感が生まれ出している。

    今、私はこれらの言葉を今中に対し語り、そして作品に対して語った。しかし実はこれらの言葉は、その時々の自分に対しての言葉とまったく重なるのだ。そう、この「風人」シリーズは今中の肖像であり、また同時に私の内なる肖像でもあるのだ。

    『風人‘16』がたぶん10年後に制作されるであろう。その時、今中と私はどう変わり、どう変わっていないのか、そしてどんな形が生み出され、どんな言葉が発せられているのか、今から本当に楽しみである。」

    こんな内容の文章でした。今後も乞うご期待!
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    1. 2010/06/22(火) 11:42:04|
    2. 日常
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    4. | コメント:2
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    コメント

    なつかしい

    とても懐かしく、そして初心に戻れました。2つの展覧会企画の直前で、相変わらずぶっ倒れるような勢いの真っ最中ですが、松田が語る今中隆介に負けぬよう元気が湧いてきました!
    ありがとう。
    1. 2010/06/22(火) 22:17:35 |
    2. URL |
    3. 今中隆介 #-
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    Re: なつかしい

    体をこわさないように頑張って下さい。展覧会、楽しみにしています。
    1. 2010/06/23(水) 09:05:05 |
    2. URL |
    3. 具象彫刻家 #-
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