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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    みてつくる時間とみないでつくる時間。

    結実子さん首像制作途中 松田光司作「結実子さん首像」制作途中

    今日は再び、結実子さん。





    結実子さんも忙しい中、2回目のモデルに来てもらった。本当にありがたい。(5月31日ブログ参照)

    今回のようにモデルをお願いして制作する場合でも、本人がいない間に制作を進めるというのはとても重要な事であったりする。

    今回の結実子さんの場合、3週ほど間が空いたのだが、作品を進める上においては何も問題がない、・・・というか間を空ける事で、より良い作品が出来上がるのである。

    例えば、毎日モデルが来たとしても、必ずモデルをみないでつくる時間を設けるようにするのだ。

    ひとりで制作する中、記憶の中から自分で解釈し構築し直した形と、実際にモデルを前にして確認した形、この二つを融合させて初めて、説得力のある形は生まれていくのである。

    あと、前にも話した事であるが、本人に来てもらった場合、形も重要だが、その本人の発する空気感、これは本当に重要な要素となってくる。

    したがって別な見方をするならば、私の記憶の中にある空気感と実際にモデルの発する空気感、この二つの融合と言ってもいいのかもしれない。

    モデルをみながらの制作、みない中での制作、こうした繰り返しの中、作品は完成していくのである。

    さて今回の作品、結実子さんの10年を封じ込める事になるのか、解放する事になるのか・・・私自身も楽しみにしつつ・・・乞うご期待!
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    1. 2010/06/20(日) 19:32:01|
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