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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    アシスタントの経験。

    己闘(部分)松田光司作「 己闘 」(部分)

    この世界に生きているならば、ほとんどの人がアシスタントを経験している。当然私もその経験をした内のひとりである。




    若い頃は色々な作家の手伝いをした。これは当時の感覚からすると非常に名誉なことであった。
    というのは、その先生方から認められないかぎり、手伝いも出来ないからである。

    東京芸大の教授、公募展を中心に活躍している作家、完全にフリーで活躍している作家。さまざまなタイプの作家の手伝いをした。

    昔ならば弟子という事になるのだろうが、当時でも、もうそういった感覚はなく、自給の高いアルバイトをやっている感じであった。
    とはいえ、お金がもらえてなおかつ、無茶苦茶勉強になる訳だから、こんなにうれしいバイトは他にはなかった。

    それぞれの作家の制作姿勢、考え、思想、生き方、生活、稼ぎ方、アトリエの様子など、とても新鮮で刺激的であり、すべてが今現在の私の作家活動に影響を与えるような物ばかりであった。

    当然、手伝う事により私自身、つくり手としての腕も、認識もどんどん上がっていったものである。

    その先生方には今でも心の底から感謝しているし、今、自分がこうして何とか作家活動をしていられるのもあの手伝いの日々があったからこそと思っている。

    今は私がそう言った若い作家に声を掛けるような年齢になっているが、・・・中々、本当にたまにしか声をかけられないなぁ・・・もっとがんばらねば!
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    1. 2010/06/19(土) 10:34:29|
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