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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    ギャラリー自由が丘にて2回目の松田光司彫刻展開催。

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    昨年2月に個展を開催したばかりのギャラリー自由が丘だが、再びこのギャラリーでの個展開催である。

    という事でまずは個展タイトルとしてつけた「~静かなる波紋~」について書いておきたい。

    自分にとっての「波紋」とは水面に現れるものだけとは想定しておらず、本来目には見えないエネルギーの伝達を可視化したものだと考えているのだ。

    しかもそれは激しい動きの時だけではなく、ほぼ静止した時でもエネルギーは出ているものだと・・・。

    今回レリーフ作品では波紋を可視化した表現をとっているものもあるが、例えばDMに使用した「波紋静」などの立体作品でも目に見えない「静かなる波紋」を感じ取って頂きたいと思い制作しているのだ。


    さてここで、今までの私の彫刻制作歴を振り返ってみたいと思うが、500点以上ある作品の中でも色々とシリーズ化したものが数多くある。

    例えば「1枚の布シリーズ」「卵シリーズ」「バレエシリーズ」「10年モデルシリーズ」・・・等々。

    実はこれらのシリーズ化したものと同じく「波紋」もシリーズ化して制作してみたいとずーっと思って来たのだ。

    ・・・が、実際振り返ってみると、最初に「波紋」を登場させたのは今から20年前の作品「泉」(この作品にまつわる話はこちらの記事のご一読を→http://mitsuji415.blog28.fc2.com/blog-entry-122.html)であったのだが、興味深いなぁと思いつつ、その後忘れた頃にぽつぽつと作品が数点出たのみ。

    ここでふと「波紋」について思う事がある。
    20年ほどずっと続いている「1枚の布シリーズ」のテーマは「布とは目に見えないエネルギー体を可視化するための媒体」として来た訳だが、実は「波紋」もかなりテーマ的に似ているのではないかという事。

    目に見えないエネルギーをどう表現するのかと考えた時、布も波紋もどちらもありなのだと・・・。

    こんなことも考えつつ、今回の個展ではまだ「波紋」作品の点数も7点ほどと決して多くはないが、多分これからどんどん増えて行くのであろうと思う。

    さて、そんな訳で「静かなる波紋」を意識した今回の展示・・・波紋がギャラリー自由が丘の空間にどのような影響を与えるのか自分自身とても楽しみである。

    松田光司彫刻展
    ・場所 ギャラリー自由が丘(東京都世田谷区奥沢5-41-2アトラス自由が丘ビル1F)
    ・会期 2020年10月30日(金)~11月5日(木)
    ・時間 午前12時~午後7時
    ・内容 1枚の布シリーズ、母子像、裸婦像など立体・レリーフ合わせて35点ほど展示予定


    会期中は毎日会場におります。皆さん、ぜひお越し下さいね。


    こちらの2つのサイトに取り上げて頂きました。→「自由が丘経済新聞」のサイト  「自由が丘経済新聞」ヤフオク版サイト
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    1. 2020/10/15(木) 20:18:29|
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