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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    「 光守唄胸像 」

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    「 光守唄胸像 」<石膏> 松田光司 作 h22.5×16×12.4㎝

    さてこの母子胸像作品「光守唄胸像」、今回はいつもと少しだけ違う過程を経て制作したのである。


    まずこの「光守唄胸像」について語る前に今現在の現状を語っておいた方が良いであろう。

    前回のブログでは「私の彫刻家としての日常はほぼ変わらない。」と書いたりしたが、実は一つ大きく変わっている点があるのだ。

    そう、それは「コロナ禍」の影響でほとんど人と会えないという事・・・つまりモデルさんをアトリエに呼べないのである。

    モデルさんを呼んで制作するという事はまさに「密室に集って常に近い状態」(密閉・密集・密接)・・・絶対避けるべき3条件が全てそろってしまうのだ。

    という訳でこの「光守唄胸像」はモデルの真寿美さんと光大郎君をアトリエに呼ぶことなく制作したのである。

    こういう風に言ってしまうと今流行りの「リモート会議」や「リモートレッスン」のような事を想像するかもしれないが、そんな今風な事は一切やっていない。

    単純に以前二人をモデルに制作した「光守唄」と「光守唄立像」やその時の写真等の資料を参考に制作したのである。
    さらに言うなら、実は今回、真寿美さんと光大郎君の顔部分の石膏外型が残っていたのだ。

    という訳でその型も利用しつつ、真寿美さんと光大郎君をアトリエに呼ばなくともこの母子胸像作品を完成させる事が出来た訳である。


    ・・・と、ここまで書いておいて逆説的な事を言ってしまうが、私の場合、モデルさんなしでの彫刻は過去においても山ほど作ってきているのだ。

    数か月や半年くらいモデルさんを使わないなどしょっちゅうある事。

    そう考えるとこの状況はやはりそれほどいつもと変わらないのか・・・?

    まあそれでもあえて違いを言うならば「呼ぶ必要がないから呼ばない」のと「呼ぶ必要があるのに呼べない」といった事であろうか・・・。


    まあこんな事を書きつつ、こうして何とか無事生きて行けている事に感謝・・・とにかくこのコロナ禍の収束を心から願うばかりである。
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    1. 2020/05/17(日) 00:09:33|
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