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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    依頼仕事は・・・。

    DSC_0239 (2)ブログ用「 彼方へ 」 h49.7×22.5×31cm 松田光司 作

    彫刻家として活動していると当然依頼仕事が舞い込んで来たりする訳なのだが・・・
    正直、色々な意味でありがたい。



    まずは普通に貴重な収入源として・・・。

    普段、売れるか売れないか分からず作っている作品と違って確実に収入になる依頼仕事は本当にありがたいのだ。

    作品として見た時に普段の作品と何か特に変わる訳でもないのだが、気持ち的にはひょっとしたら少し楽に感じているのかもしれない。


    そして次に上げるとすると・・・。

    それはやはり自分自身の作品の幅が広がるという事。

    なんだかんだ言って自分の作りたいものだけを作り続けているとどこか同じ事の繰り返しになる感じがあるのだ。

    自分では色々な着想を得て制作しているつもりになっても、ふと振り返った時、大きく俯瞰して見れば何か似たような作品ばかりが出てきたりして・・・。

    そこに依頼仕事が来た時、『えっ?!こんなの作るの?っていうか初めての挑戦になるけど自分でいいのか?』といったような事があったりするのだ。

    当然100%専門外の場合は他の人に話を振ってしまうのだが、まあまず元々そこまで専門外の依頼は来る事はないので大抵の事は引き受けるのである。

    ・・・結果、自分自身の作品の幅が広がるという訳である。


    そしてさらに言うならば・・・。

    その依頼仕事がまた次の仕事を呼んでくれるという事。

    「あっ、この作家の人ってこういう仕事も受ける人なんだ。」とか

    「誰に頼んでいいのか分からなったけど、この人に頼めばやってくれるんだ。」とか。

    どんなに自分で 『依頼してくれればやりますよ~。』 と口だけで言っていたとしても、実際になされた仕事を見せる方がやはり圧倒的に説得力があるに決まっているのだ。


    以上のような諸々の理由により 「依頼仕事」 というのは色々な意味で本当にありがたいのである。


    ・・・・そしてさらに付け足して言っておくと、過去の人類の至宝と呼ばれるような素晴らしい芸術作品達も実はほとんどが「依頼仕事」であったという事実。

    過去の偉大な芸術家たちも熟考し試行錯誤し、持てる最大限の力を注ぎ、依頼された作品制作に心血を注いだ事であろう。


    という事で、今日も自由気ままに作る作品とともに受注依頼作品もしっかり頑張って制作して行くとしますか。
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    1. 2019/04/26(金) 20:28:01|
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