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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    10年モデルのエムさん・・・20年という時間。

    奏人18 (ブログ用)h65cm「 奏人'18 」h65㎝ 2018年 松田光司 作
    つい先日、10年モデルをお願いしていたエムさんの頭像制作が終わった。


    1998年に「奏人’98」、2008年に「奏人’08」、そしてこの2018年に「奏人’18」・・・・・・エムさんの頭像制作はこれで3体目となる訳である。

    毎回思う事だが、10年はアッという間である。

    と言いつつ、やはり10年前の制作時の事を思い出そうとすると本当に本当に昔の事に感じてしまうのだ。

    ましてや20年前などはかすんでしまうほど彼方の記憶に感じてしまう。

    とてつもなく長い時間が過ぎ、お互いどんどん取り巻く環境も変わって行く中、モデルを引き受けて下さったエムさんには本当に心の底から感謝である。

    エムさん、本当にありがとうございました。


    さて本題に入るが、この10年、20年でお互い何が変わったのだろうか?
    ・・・・という事も考えてもいいのだが、今回一番書いておきたい部分はそこではないのだ。

    それは・・・「変わらぬエムさん」・・・という事。

    このブログでは何度も触れている事だが、私にとってエムさんという存在は、それまであまり意識していなかった自分の作品における「透明感」というものをハッキリと認識させてくれたとても稀有なモデルさんであるという事。

    エムさんと出会ってからは、ある意味エムさんという存在そのものが「透明感」の基準となったようにも感じるのだ。

    そして今回この「奏人’18」・・・・・エムさんの透明感は変わらなかった。
    ・・・というか顕在であったと言った方がいいのか。

    これは光の色で例えるのが一番いいかもしれない。

    赤い光、青い光、黄色い光、緑色の光等々、色々な色の光がこの世には存在するが、光というのは色々な色を重ねれば重ねるほど色がなくなって行き、透明色に近づいて行くのである。

    今回のエムさんはまさにそんな感じ・・・ある意味より透明感を増した・・・のかも?

    私が制作中のエムさん作品を家族が見て一言、「えっこれエムさん?なんか中学生みたい。」・・・だって。笑

    という事は今から10年後の2028年の「奏人’28」は
    「えっこれエムさん?なんか小学生みたい。」って言われてしまうのか?・・・笑。

    まあそれは冗談にしても、これでますます10年後の制作が楽しみになったという事。

    さてエムさん、10年後なんてものすごく遠い未来のように感じますが、またきっとアッという間なのでしょうね。

    という事で10年後、再びモデルの方よろしくお願いします!
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    1. 2018/12/08(土) 10:07:45|
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