彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    来年の干支彫刻、酉(ニワトリ)・・・「麗鶏卵」(れいけいらん)。

    麗鶏卵①ブログ用
    「 麗鶏卵 」 h10×7.2×7㎝ 松田光司 作

    さて毎年恒例となった感もある干支彫刻。
    今年も来年の干支彫刻のニワトリを制作、そして無事完成。
    (今までの干支作品はこちら→5年分、それとこちら→去年の干支



    タイトルは「麗鶏卵」(れいけいらん)。

    ご覧のとおり、まあタイトル通りの作品。

    鶏卵にニワトリのレリーフを施したのだが、頭部だけは立体として制作。

    実は頭部まですべてレリーフとして制作してみたバージョンも存在するのだが、今回は頭部立体バージョンの方を選択し発表する事とした。

    正直、頭部もすべてレリーフの作品も捨てがたいので、またいつかどこかで発表出来る機会があればなぁと思っている。

    実は干支制作においてこういった事はよくあり、完成度は発表したものと変わらないものの、発表を見送ったという作品は過去にも数点存在しているのだ。

    そういった作品は十二支の二回り目の時に発表するか、もしくはその時の制作の参考とするか・・・といったところであろうか。

    さて今回の作品、いつものごとくゆるキャラのようにただ可愛く作るつもりなどまったくなかったので、ニワトリの造形はなるべくリアルに凛とした雰囲気となるよう制作した。

    そしていつものごとく、この干支作品の構想は去年の干支「申」を制作している時から頭の中にモヤモヤと存在していたのだ。

    最近のやり方として、来年作る干支彫刻に対してはわざと何となく存在するという状態にしておくのである。

    あまりピントがハッキリと合った状態にせず、1年熟成させる感じ。

    そして6月、7月の制作時期が近づいてきた時に一気にピントを合わせるのだ。

    ここで面白いのが、自分が何となく思っていた形と違う形が出てきたりする事。

    そんな時は『ボヤっとした形で存在していたから分からなかったけど、・・・なるほど実はこんな形だったんだ~!』と出てきた彫刻に語り掛けている自分がいたりする(笑)。

    まあそんな経緯を辿りつつここに完成した「麗鶏卵」。

    また色々な場所で展示、販売される予定です。

    みなさん、ぜひ実物を展示会場でご覧になってみて下さい!


    今現在分かっている展示
    ・渋谷東急本店美術ギャラリー入口近辺に常設<2016年12月1日(木)~28日(水)>
    ・日本橋三越6階アートスクエア「干支彫刻によるHappy New Year展」<12月14日(水)~27日(火)>
    ・高島屋(日本橋、新宿、横浜)各店に12月ごろに常設展示予定
    ・宇都宮、ギャラリーシエール12月ごろに常設展の時に展示予定

    麗鶏卵④ブログ用
    「 麗鶏卵 」 h10×7.2×7㎝ 松田光司 作   手のひらに乗る大きさです。

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    1. 2016/11/15(火) 12:03:50|
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