彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    不機嫌の法則。

    奥多摩ダム

    さてこの話はほとんど誰もが経験しているし、言われてみれば「あ、そうそう。」という話なのだが、あらためて「不機嫌の法則」というタイトルのもと書いてみたい。


    「不機嫌」・・・実に嫌なものである。

    不機嫌なのが自分であろうが、他人であろうが、正直避けたい感情の代表格であろう。


    この「不機嫌」という事に関して、皆さんは下記のような状況を見た・経験したという事はないであろうか(・・・というかほぼあるはず)。


    何かの組織、集団の中で、本来対等であるはずの人間関係の中、とある一人の人だけ(リーダーでもないのに)何故か特別で、そして周りには何故かその人のために一生懸命動き回る人達がいるという状況。

    これをよく観察するとその特別な人が何か人望が合ったり、優秀だったりする訳でもなく、どちらかというと逆に性格が悪かったり、超わがままだったり、人としてどうかと思ってしまうようなしょうもない人だったりするのだ。

    で、その周りで一生懸命動く人たちは優秀で性格も良く人格者であったりして・・・。


    皆さん、自分の周りでそういう人がいないか思い返してほしい。

    何故かいつも不機嫌で威張っていて、無愛想(そして極々たまに見せる笑顔)・・・思い当たる人は多分何人かいるはずである。

    ・・・で、そういう面倒くさい人と接する時は、ついつい顔色をうかがいながら下手に出て相手のご機嫌を取るように接してしまわないか?

    別にこれは特別な行動でもなんでもなく、いろいろと物事を円滑に進めたいと思えば当然のやり方なのである。

    しかし実はこれが落とし穴で、このやり方でこの状況が変わる訳ではなく、何故か片や不機嫌に威張り散らし続け、何故か片や機嫌を取るように動き続けてしまうという事になるのだ。

    結局この状況を延々と続けるとどうなるのかと言えば、最初は対等であったはずの人間関係が、間違いなく「主」と「従」の関係になっていってしまうのである。


    さらに冷静になって考えてほしい事なのだが、実はその常に不機嫌な人の「不機嫌」の理由は、自分たち側には一切無かったりするのだ。(あたかも自分たち側に責任があるかのように難癖をつけてくる事はあったとしても・・・。)

    実はその人の「不機嫌」はその人自身の問題であり、その人自身の人間の未熟さ、幼さゆえの場合がほとんどなのである。

    つまり周りの出来た人たちが、どんなに機嫌を取るように接しても意味がなく、どちらかというとますますその人の未熟さ、幼さを助長させるだけだったりするのである。



    さて、ではこういった常に不機嫌で未熟な人と接するにはどうしたらいいのか?


    まず、当たり前の話だが、もしそこから離れる事が出来るのならば離れてしまうのが一番。

    冷たいようだが、何故か自分の周りから人がどんどん去っていく事により、その人にとって何か気づく事もあるのではないか。


    いやいや、自分の場合は組織にがんじがらめで離れられない・・・という場合はどうするのか?


    一つの方法として、その人自身に、あなたは常に不機嫌な態度を取っているんだよと気付かせる事。

    「いや、そんなの当然気付いているでしょ?」と思うかもしれないが、実は全くそれに気付いていなかったりするのだ。

    何故なら、自分の周りの人たちは常に自分に対し、にこやかに接してくれ、なおかつ自分のために何故か一生懸命動いてくれるのである。

    この状況、『自分は人気があり、人望もあるから周りが自分に従ってくれるんだ。』・・・と勘違いしてしまってもおかしくはないであろう。

    なのでハッキリと言い続けてあげるのだ・・・
    「何故いつも不機嫌なんですか?」とか「いつも○○さんて不機嫌ですよね。」とか「なんでいつも不機嫌そうなしかめっ面してるんですか?」とか・・・。

    自分には人望があると思い込んでいる不機嫌な人にとって、それをずっと言われ続けるのはかなりこたえるはずである。


    やがて、もしかしたら変わっていってくれるもしれない・・・って、「そんな事を言い続けても変わらないよ。」と言われそうなので、最終手段を書いておこう。


    ある意味、その人から去って行くというのと同じくらい単純な方法なのだが、

    ・・・その不機嫌な人を上回るくらいの勢いで、その人に対し不機嫌に接する事。


    これは場合によっては「主」と「従」の関係が逆転するくらい威力があるかもしれない方法なのだ。

    ・・・しかし、今度は自分がどうみられてしまうのか?・・・という事も考えなければいけない捨て身の技であったりもするのだが(笑)。



    さてここで結論として言っておくが、色々と書いてはみたものの、自分はそんな対処はどれも出来ないという人は対処しなくても良いと私は思っているのだ。

    重要なことはここに書いた「不機嫌の法則」をそれと気付かず使っている人達が山ほどいるという事を知っておく事。

    これを知ってさえいれば、不機嫌な人と接したときに「ああこの人、不機嫌の法則を使っちゃう人なんだ。(かわいそうな人だなぁ。笑)」
    ・・・と思えるはずである。

    多分、ほんの少しだけ余裕のある対応が出来るのではないか・・・。

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    1. 2016/04/24(日) 00:20:00|
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