彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    謎の黒い動物。Part 1 (4話中の1話目)

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    自分の中では中々ない体験だったので忘れる事もないのだが、・・・やはりいつ記憶が薄れてしまうとも限らないのでここに書き記しておこうと思う。
    ただしあまりにもこの世離れした話なので、信じたくない人、読みたくない人はスルーしてほしい。



    ちょっと長い話になってしまうが、大きくは4つのパートからなる話である。

    この話を進めていく上での大前提として、実は私には幼い頃より世間一般では「霊感」と呼ばれるようなものがほんの少しだけあった。

    ただしあったと言っても常に何かを感じ続けているタイプの霊感ではなく、数年に一回、いや10年に一回くらいの割合で不思議な体験をするといったものであった。

    この時点で『こいつおかしい奴だ。』と思った人はどうぞ立ち去って頂きたい。
    信じない人に向けて話すつもりもないし、そういった人たちを無理やり信じさせようとするつもりも全くない。


    さてすっかり前置きが長くなってしまったが、ようやく本題に入ろうと思う。

    今から10年ほど前の事・・・。

    当時の私も今と変わらず彫刻の仕事などで多忙な日々を送っていた。

    そんな状態だからであろうか、寝るつもりもなくソファーでくつろいでいるだけで、ふと気づくと眠ってしまっている事が何度となくあったのだ。(ようは単なる昼寝なのだが・・笑)

    そしていつもと何も変わらない昼下がりのあの日・・・やはりソファーでウトウトとしてしまったのだ。

    ・・・が、突然なんとも尋常ではない空気感に包まれ、ハッと目が覚めてしまったのだ。


    すると、なんと驚いた事に・・・・時間が止まっていた。


    なぜそれが分かるのかって?
    それは居間のテーブルでくつろいでいた妻の動きがピタッと止まって全く動かない光景を見せつけられたから・・・・。

    それだけでも十分異様な光景であったのに、玄関方面とつながる半開きのドアの方に目を向けると・・・。

    なんと黒い謎の動物がそのドアの隙間から目だけをギョロギョロとさせ、私の事を見つめていたのだ。

    その瞬間、なぜ自分でそう思ったのか分からないが、『黒キツネ?』と思ったのだ。

    お稲荷さんのように座っているようにも見えたのだが、スーッと上に細長く、その状態で140~50㎝はあったように思う。

    そして何より驚いたのが、ただ何もせず私をギョロギョロと見るその動物の目が、


    ・・・・人間の目にしか見えなかったのだ。


    当然、冷静でいられるはずもないその時の私は完全に金縛り状態にあり、自分の目以外は一切動かす事が出来なかった訳である。

    何分くらい・・いや何秒くらいその状態が続いたのか定かではないが、ある瞬間、フッと金縛りが解けたのである。

    そしてそれと同時にテーブルで止まっていた妻も動き出し、黒キツネと思われる動物も姿を消したのであった。

    当たり前のことだが、妻にはそんな事が起こっていたなどという認識は一切ない。


    さて、ここまでで4つのパートからなる話の1つ目が終了。

    正直、ここで話が終わっても十分、不思議な話だなぁという事になるのであろうが、その後続く3つの話がこの1つ目の話をより興味深いものとして行く事になるのだ。
    謎の黒い動物 Part 2に続く)
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    1. 2016/03/26(土) 15:12:17|
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