彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    自分を凄い人だと思わせる方法?(笑)

    偕楽園 千波湖 撮影 松田光司

    50年も生きていると本当に色々な人達と出会うものである。


    今まで会った中で印象的な人達・・・というか実は平均的にどこにでもいるタイプの人達の事について書いてみたい。

    それがどういった類いの人達かと言えば、初対面の時に『俺はものすごく凄い人なんだぜ。』と相手に思わせたい類の人達。

    これもいくつかのパターンがあるのだが、
    1.聞いてもいない自慢話を延々とし続ける
    2.一番伝えたい事のふりをして話をし出すのだが、実は枝葉にくっつけた部分の話こそが本題でそこが自分の自慢話。
    3.そこにいない第三者をダシに使って(勝手に自分より格下の感じに設定にして)自分を持ち上げる。(声色も変えたりする)
    4.とにかく著名人と親しい事を(まるで同格であるかのように)話す。
    5.相手が凄いと思っている人をけなす、悪口を言う。


    具体的に「1.」から説明していこう。
    この「1.」に関しては分かりやす過ぎて一番単純なパターン。
    話している本人は自分に酔って話しているため、聞いている相手が全く無関心になっている事に気づかない。
    自慢話をすればするほど相手の心は離れていくものである。

    次に「2.」について。
    例えばこんな感じ・・・
    「この前ちょっとした会議に出たんだけど、超一流企業の社長同士が口喧嘩始めちゃって大変だったんだよね。」
    ここでもっとも一番伝えたいのは「口喧嘩を始められてしまって大変だった。」という事ではなく、「超一流企業の社長が出るような会議に出られる自分って凄いでしょ。」という部分。
    これは結構よくあるパターンだと思うのだが、意外と上手く利用している人も多いように思う。

    次は「3.」。
    今現在、「~長」のつく役職をやっているような人を引き合いに出し、「あいつは昔からよく知っているんだが、学生のころ俺の子分扱いだった奴なんだぜ。」とか「あいつは俺の一言で震えあがって俺のところにすっ飛んで来たもんだぜ。」等々、そこにその人がいないのをいい事に言いたい放題。
    そして大抵の場合、こういった昔話を再現する時、声を荒げドスの聞いた声を入り混ぜたりするのだ。(俺は凄いんだ、俺を怒らせると実は怖いんだぞ・・・と思わせるため。笑)

    「4.」について。
    少し「3.」とかぶるかもしれないが、テレビによく出るような文化人とか芸能人など、とにかく有名な人と親しい事を自慢し、まるで自分と同格であるかのように話すのだが、大抵の場合すぐに「そうでもないよな~。」とばれてしまうのがオチ。
    実際本当に親しいのかも微妙だし、大体からして同格であるならば一々親しい事を自慢したりしない。

    最後は「5.」。
    これは結構一番いやな感じかもしれない。
    「○○さんって方は本当に凄いですよね~、僕尊敬しているんですよ。」と言った瞬間に
    「お前はあの程度の奴を凄いって思っているのか。あんなのたいした事ないぞ。俺から言わせればあんなのは三流だよ。どっちかと言えば俺の事を見習えってんだよ。」
    といった具合。
    これで『こんな事を言ってのけるあなたって凄いですね。』とは絶対になろうはずもない。
    むしろ軽蔑されて終わりであろう。


    まあこんな感じで結構見透かされている事の方が圧倒的に多いのだが、・・・いずれにせよ思うのは、今まで生きてきた50年で出会った中、こんな事を言っているような人で本当に「凄い人」には一度も出会った事がないという事。

    もし本当に「凄い」って思われたいのならば、まずは地道に一歩一歩努力精進しましょうね。笑

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    1. 2016/01/11(月) 18:01:58|
    2. 思想
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:2
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    コメント

    お元気そうですね。

    松田先生 こんにちは
    拝読して・・・
    『人さまざま』テオプラストス著(岩波書店)
    ・・・思い浮かびました。

    1. 2016/02/21(日) 03:21:58 |
    2. URL |
    3. 金月銀星 #HfMzn2gY
    4. [ 編集 ]

    Re: お元気そうですね。

    > 松田先生 こんにちは
    > 拝読して・・・
    > 『人さまざま』テオプラストス著(岩波書店)
    > ・・・思い浮かびました。


    コメントありがとうございます。
    お陰様で元気でやっています。
    「人さまざま」は読んだことはないですが、いつの時代も根本的な人間模様は変わらないですよね。

    1. 2016/02/25(木) 12:06:01 |
    2. URL |
    3. 具象彫刻家 #-
    4. [ 編集 ]

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