彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    朝日信用金庫本部ビルに3メートルのレリーフ設置。

    飛翔ー育みと創造(朝日信用金庫にて)「 飛翔―育みと創造 」(ブロンズ 300×90㎝) 朝日信用金庫本部ビル(千代田区東神田)

    先日、千代田区東神田にある朝日信用金庫本部ビル1階エントランスに幅3メートル、縦90センチのレリーフ「飛翔―育みと創造」を設置させて頂いた。


    まずはこのプロジェクトを推し進めて下さったKさん、遠藤アートブロンズの皆さん、そして朝日信用金庫の皆さんに心より感謝申し上げます。
    本当にありがとうございました。


    さて今回のレリーフ、
    私、彫刻家 松田光司にとっても下記の通り非常に重要な意味を持つレリーフであったのだ。

    ・1点目として挙げられるのがこの大きさ。
    幅3メートル、縦90センチという大きさのレリーフを制作するのは初めての事。

    ・2点目として挙げられるのがこのレリーフの題材。
    「一枚の布シリーズ」作品での制作であったという事。


    まずは大きさの事でいうと、過去最高のものといえば2006年に企画物として制作した「ミロのヴィーナスレリーフ」(h180×60㎝)。
    今回の作品はこれをはるかに上回る大きさであったという事なのだ。

    何しろ過去最高の大きさ、当然今までのやり方ではスムーズに行かないであろうという事は容易に想像出来た。
    アトリエで3メートルのレリーフを制作する事は出来ても、そのままの大きさではアトリエの外に運び出す事が出来なかったのだ。(笑)

    という訳で、最初から1メートル50センチのところで分割出来るように土台部分を作っておいたのである。
    これで、制作時には3メートルの状態で、そして石膏取りや運び出しの時には150×90㎝のレリーフ枚2枚という形をとる事が出来た訳である。(まあ、アトリエが広ければこの部分の工夫はいらないのであるが、・・・笑。)


    そしてこのレリーフの題材が「一枚の布シリーズ」であったという事に関して・・・。
    この事実は私にとってもっともうれしい事であったのだ。

    「一枚の布シリーズ」作品を制作し始めたのが2000年の事、つまりこのシリーズに突入してからもう15年の月日が経っているのだ。

    その間、「一枚の布シリーズ」作品もかなり多く売れたのだが、全ては個人のお客さんでほとんどが自宅内での所有。

    それが今回初めて公の場所での設置であったのだ。

    始まりはこの作品「夢奏」・・・美しい背中をより強調したいがために始めた一枚の布シリーズ作品。

    色々な変遷を経て、私の中の一つの到達点として今ここに辿りついた訳である。


    当然、これは最終ゴールではなくまた次の作品へのステップの一つとなって行く訳だが、私の中でとても大きな金字塔となった事は間違いないのだ。


    さあ、これを糧にますます彫刻家としての活動、頑張って行くとしますか!

    このレリーフは「飛翔ー育みと創造」のエスキース(75×22.5㎝)。この作品も本部ビル内に飾って頂きました
    飛翔 育みと創造(ブロンズエスキース)



    ちなみに一階エントランスの3メートルレリーフは一般の方もご覧になる事が出来ますが、1階受付の人に一声掛けて頂けるようお願い致します。
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    1. 2015/03/05(木) 13:32:51|
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