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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    彫刻と素材。

    「夢奏」(テラコッタ、ブロンズ、大理石) 松田光司作

    これもある意味彫刻家にとって永遠のテーマなのかもしれない。


    ・・・と書いておきながら、実は私はそれほどのこだわりはない。

    今現在、私の場合、作品の最終素材はブロンズかテラコッタ(素焼き粘土)である。
    どちらとも制作途中は粘土を使う。・・・が、そこにはそんなに深い意味を持たしてはいない。

    過去には石、木、鉄などの素材も使ったが、一番しっくりきたのは石であろうか。


    しかし、私の中で「素材」というのはどうしても二の次で、重要なのはやはり「形」なのである。


    確かにその作る「形」に合った素材というのはあると思うし、表現に合った素材というのもあると思う。
    当然「素材」から発想を得て制作していく作家もいっぱい知っているが、やはり作家それぞれなのであろう。

    私の場合はまず「形」ありきで、その形をみせる上において、もっとも適した「素材」は何かという発想をしていくのである。

    また、もうひとつ別な考え方として、「形」が重要であるのだから「素材」はどれを使ってもOKという発想も自分の中にはある。
    上の写真のように「素材」の違いでどう見え方が変わるのというのを楽しんでいたりもする。

    やはり私が伝えたいのは「形」であり、「素材」ではないのだ。
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    1. 2010/06/06(日) 13:00:59|
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