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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    評論する側とされる側。

    イチョウ (ポジとネガ) 撮影 松田光司イチョウ(ポジとネガ)

    「先生」対「学生」の場合の話ではない。



    「評論、批評をなりわいとしている人」対「創作活動をなりわいとしている人」(プロ対プロ)の場合の話である。

    この両者の関係の場合、いつも腑に落ちないのは、何だか評論する側が上で評論される側が下みたいに勘違いして見られる事である。

    しかし私は断言する。両者は絶対対等である。

    確かに創作活動をしていない評論家というのは客観的に作品を見る事ができるであろう。しかしそれは他人の作品に対してなのだから当たり前の話である。
    そして、つくっている本人が気付かない事を指摘したり、文章で説明したりする事ができるであろう。それもプロだから当たり前の話である。

    私が言いたいのは、その評論する内容を作家側も「どの程度この人分かってんだ?」という目を持って見ているんだという事。

    ―その評論家の洞察力、文章力、客観性など―

    普段から深く物事を観察し続けている作家側がそれらに対し、無頓着であり鈍感である訳がない。
    さらに当然の事であるが、評論家がまったく気付きもしない事を作家はとっくに理解して作品上で表現していたりする。

    それぞれ見る視点が違うだけで、そこに優劣などないのだ。

    確認のためもう一度いう、プロ同士であるならば、評論家の方の認識が上などという事は絶対にない。

    以上の理由を持って、最初から上から目線でくる評論家に関して、私はまったく信用しない事にしている。
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    1. 2010/06/05(土) 10:43:06|
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