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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    エムさんと結実子さん。

    結実子さんとエムさん 松田光司作「 麗静―慧 」(部分)・・・結実子さんモデル                           「 奏真テラコッタマスク 」(部分)・・・エムさんモデル

    さて、このブログでも度々登場するモデルのエムさんと結実子さん。



    相変わらず二人ともそれぞれの仕事で忙しい中、あいだを空けながらもモデルに来てもらっている。

    本当に二人には心の底から感謝である。

    さて、ここ最近も何回か結実子さんに来てもらっているのだが、彼女と会話する中、あらためて自分自身確認させられる事があった。

    元々そういう意識は持っていたのだが、言葉に出した事により、『ウン、やっぱりそうなんだなぁ。』という思いを新たにした訳である。


    それは以下のような事。

    「エムさんの場合はモデルをお願いする前に、自分の内側で作品のビジョンがほぼ完成しているのに対し、結実子さんの場合はモデルを頼んだ当日、本人に会うまで何のビジョンも自分の内側に存在していなかったりする。」・・・という事。

    毎回そうだという訳でもないのだが、明らかにそういった傾向が強いのだ。

    エムさんの方がより多くモデルを頼んでいるという事も多少は関係しているかもしれないが、やはり一番大きいのはこの二人の個性。

    過去にこのブログでそれぞれ二人について語った言葉を引っ張り出してみると分かりやすい。

    「エムさん」とは?
    ・初めて会った時、その美しさというより、その周りにただよう「透明感のある空気」に驚愕させられたものである。
    このエムさんの存在感というのが私の中で感じている「透明感」のあるひとつの基準となっているのかもしれない。(’10.6.16より)
    ・エムさんを制作している最中にも色々なインスピレーションが降りてくるのである。
    この作品が仕上がれば、しばらくエムさんにモデルを頼まなくても、大丈夫、・・・などと思っていると次の作品が浮かんでしまうのである。(’10.9.23より)

    「結実子さん」とは?
    ・実に聡明、それこそ透明感のある光をまっすぐ放つ素敵な美しい女性である。
    ’10.5.31より)
    ・結実子さんは、モデルとして独特な雰囲気を持っており、ポーズを取った瞬間にアトリエすべての空気を変えてしまうような何とも言えないパワーを内側に秘めている人なのだ。
    結実子さんはモデルとして、私の中で奥深く眠る形を、強いエネルギーで呼び覚ましてくれる稀有な存在であると感じているのだが、今日も見事に内なる形を目覚めさせてくれたのである。(’11.9.17より)


    このようにそれぞれ二人について語った過去の文章を見比べるだけで、二人の個性が全く違った形で私の作品に影響を与えている事が分かる。

    当然、どちらのパターンの方がいいなどという事はなく、どちらも私にとってとても貴重で重要な体験を提供してくれるものであるのだ。

    私の作品の根底をなす「透明感」という言葉、・・・その言葉は一つだが、モデルさん達によっていくつもの違った表情を見せてくれるのだ。


    実は今日、久しぶりにエムさんにモデルに来てもらったのだが、私の構想する作品に対し、見事に彼女ならではの「透明感」という風を吹き込んでくれた。

    容姿からくるものだけではなく、内側から感じられる「透明感」・・・あらためてエムさんの存在の凄さを実感。


    私の創作活動はこんな素敵なモデルさん達に支えられつつ、新たな作品が生み出されていくのである。

    エムさん、結実子さん、いつもありがとう!
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    1. 2012/11/17(土) 22:24:11|
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    1. 2012/11/22(木) 21:33:04 |