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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    来年の干支彫刻、ヘビ・・・「水昇卵」。

    「水昇卵」(立体バージョン) 松田光司作(文字入り)「 水昇卵 」 ブロンズ h4.1×10.6×8㎝ 松田光司 作

    さて、来年の干支はヘビ・・・という訳で当然今年も干支のヘビの彫刻を制作。
    干支の彫刻制作は「ウサギ」「」に続きこれでやっと3作目。('10.12.2'11.10.28 参照)


    「水昇卵」(レリーフバージョン) 松田光司作(文字入り)
    「 水昇卵レリーフ 」 ブロンズ h10.5×8×2.1㎝ 松田光司 作

    上写真をご覧頂ければ、もう見たままの作品なのだが、一応制作にまつわる話を少々・・・。


    実は去年、干支の龍(龍昇卵)を制作している時から『来年の干支はヘビかぁ・・・うーんどうしようかなぁ。』と頭を悩ませていたのだ。

    自分自身の干支(来年は私も48歳)という事で気合は入っていたものの、正直ヘビというのは人によって好き嫌いが激しい・・・というかあまり好きだという話は聞かない。

    かといって漫画キャラのようにかわいらしくデフォルメしたような作品をつくる気にもなれないし、やはり私の作品としてはリアルに作り込むのが信条なのだが、はたしてそれでよいものやら・・・などと悩んでいた訳である。

    ・・・で結局、数カ月の間、何もまとまらなかったのであるが、上写真のような形が私の中に降りて来てくれたのが制作直前今年5月の初旬であったのだ。

    見ての通り、水の中を泳いで進むヘビの姿を卵型に造形したのである。

    卵の形は生命の源とエネルギーの塊の象徴として、そしてヘビは停滞した感じでとぐろを巻くよりは、力強く水の中を泳ぎ前進していく姿とした方が今の時代に合っていると感じたためこの表現に決定。

    作品タイトルもその意図した表現に合わせるべく 「 水昇卵 」 と命名した。

    表面の形(ヘビの泳ぐ姿)は同じだが、全体の形としては立体とレリーフの2種類を制作。

    緑青色の立体は台に置いて飾り、茶色のレリーフは基本的に壁にかけて飾る(レリーフは台に置いてもOK)。

    今回初めての試みなのだが、値段を安くするためエディションは無しという事になった。



    ・・・とまあこんな感じで、石膏原型は今年の6月初旬には完成させていたのだ。

    毎度の事ながら、決してこれが特別に早いという訳でもなく、干支の彫刻に関してはこのくらいの時期に制作しておくのが丁度良いらしいのだ。

    という訳で、最初のブロンズ見本は8月のお盆前に我が家に到着。

    それをたたき台に画商さんと色の事や販売方法、個数等々最終的な打ち合わせ。

    そんな過程を経て、とりあえず必要な個数が我が家に届いたのが10月初旬。

    早速、ここ数週間の内に私の関わるギャラリーやデパートに作品を送った訳である。


    とりあえず、今分かっている情報は下記の通り。

    日本橋三越本店・・・干支展もしくは常設として6階美術のフロアーに展示予定(時期未定)。
    日本橋高島屋・・・干支展もしくは常設として6階美術のフロアーに展示予定(時期未定)。
    渋谷東急本店・・・干支展として8階美術ギャラリーに展示、それ以外でも常設展示予定(時期未定)。
    六本木画廊(六本木)・・・常設展の時に展示。
    ギャラリー渓(新宿)・・・常設展の時に展示。
    ギャラリーシエール(宇都宮)・・・常設展の時と2013年1月「松田光司彫刻展」で展示。
    その他、地方のデパートでも展示予定あり。


    また詳しい日時が分かり次第、このブログの左上に情報を載せたいと思っております。

    皆さん、ぜひ実物をご覧になって下さい。よろしくお願い致します!


    「 水昇卵 」立体(緑青色)とレリーフ(茶色)、ご覧のように手の中に納まる丁度良いサイズです。
    「水昇卵」(手で持つ)
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    1. 2012/10/27(土) 13:03:49|
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