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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    あの対応の差は?

    桜 撮影 松田光司

    私が20代後半の頃、ちょっとした車の接触事故に遭ってしまった時の話。


    とある路地で、私は道を調べるためエンジンを掛けたまま道路の端に停車。

    道幅にも余裕があるし、駐停車禁止の場所でもないのでハザードランプを点滅させ地図を見ていると、・・・私の車の横を通り過ぎようとする車が、微妙に私の車に擦ってしまったのである。

    明らかにその車を運転していた若い女性の運転ミスだった訳であるが、とりあえず警察に電話。


    ・・・そして数分後、警察がやって来たのであるが、現場に着くなり

    「大丈夫ですか、どうされました?お怪我はないですか?」

    ・・・と、若い女性の方に話しかけたのだ。

    『いや、一応被害者はこっちなんだけど・・・。』と思いつつ、私も加わって状況を説明。

    しかし、何だか警察の対応は私に対していぶかしげ。


    まず、パッと見の話、・・・片や仕事用ワゴン車に乗ったヒゲ面の怪しげな若者、そして片や、高級車に乗った若い上品な女性。

    さらに話を聞けば、・・・片や彫刻家などと名乗る怪しげな若者、そして片や、誰もが名を知る大企業に勤める若い上品な女性。


    まあ正直、誰がどう見ても怪しく見えるのは私の方なのだが、・・・何なのだろうかこの警察官の対応の差は?

    それこそこの当時は、彫刻家として自立し、彫刻だけで食べていけている事が自分の誇りだったために、「職業は彫刻家です。」と答えた時の警察官の『ふーん』といった何とも言えない見下すような態度は許しがたいものがあったのだ。

    今ならば、『まあよくある事。』と笑って済ませてしまう程度の事であるのだが、この時は『傍から見る自分ってこんなもんなんだ。』とそれなりにショックを受けるような出来事であったのだ。


    結局、当然の事としてこの接触事故は女性側に全面的に非があるという事で落ち着いた訳であるが、もしその時私が「あっ、大学でもちょっと教えてますが、・・・。」とでも言っていれば、少しは警官の対応も変わったのかなぁ?
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    1. 2012/04/14(土) 15:10:32|
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