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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    陶板レリーフ。

    夢想レリーフ(テラコッタ) 松田光司作
    「 夢想レリーフ 」 (テラコッタ) 40.5×40.6㎝(額の大きさ)   六本木画廊にて3月25日まで展示。

    さて、今日は六本木画廊グループ展<再生の「息吹」vol.2>に出品中の6点の作品の中から2点ほど紹介したいと思う。


    この上写真の作品は「夢想レリーフ」・・・今から8年前に制作した作品である。

    実は元々このモチーフ、立体作品「夢想」として過去に制作したのであったのだが、

    ふと、『これはレリーフ作品にしても面白いかも・・・。』という思いが湧いてきたのである。


    当時、私は野球殿堂入り表彰者レリーフの制作を請け負い始めたという事も影響し、レリーフ作品の面白さ奥深さに目覚め、レリーフ作品に傾倒していた時期でもあったのだ。

    したがって、立体作品を制作する時には必ず、『これをレリーフするとどうなるのだろう?』という思いが伴っていたのである。

    薄い凹凸の中、いかに立体的で奥行きがあるように見せるか、・・・それを試行錯誤しながら制作していくのが楽しくて仕方なかったのだ。


    さて、レリーフと言っても色々な捉え方、考え方、方法論があり、特にこれが正しいという事もないと思うのだが、とりあえず、この作品について簡単に説明したい。

    まず手順として、最初に粘土の薄い板を制作するのである。

    この作品の場合は、32cm角の大きさで厚さ1.5㎝ほど。

    この粘土で出来た板にレリーフを施していく訳である。

    基盤が粘土なので、上に粘土を盛り上げるだけでなく基盤部分を削って掘り下げるという事も出来るのだが、それがこのやり方の最大の特徴でもあるのだ。

    上写真を見て分かる通り、粘土の盛り上げと掘り下げの組み合わせにより、より立体感を強調する事が出来るようになる訳なのである。


    そして実はこのレリーフ作品、・・・もう一点あるのだ。

    この大本になった作品「夢想」、・・・背中側から見た時もとても雰囲気が良かったのである。

    ・・・そんな訳で、「夢想レリーフ」と同時に制作したのが、下写真「夢想―背レリーフ」。


    この二つのレリーフ作品両方とも、今現在、六本木画廊に展示されております。(3月25日まで)

    ぜひ、会場で実際にご覧になって頂きたいと思っております。

    夢想―背レリーフ(テラコッタ) 松田光司作
    「 夢想―背レリーフ 」 (テラコッタ) 40.4×40.8㎝(額の大きさ)  六本木画廊にて3月25日まで展示。
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    1. 2012/03/08(木) 12:24:47|
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