FC2ブログ

    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    納得がいくのは、・・・。

    雪の朝に 撮影 松田光司

    このブログでも何度か書いているが、今、私の中にはつくりたい作品がいっぱいあるありがたい状態であるのだ。


    しかし、体も一つしかないため、一気にすべての作品が出来る訳ではない。

    作品を自分の中から早く出してやりたいという思いはありつつも、やはり、時間をかけ一つ一つ完成させて行くしかないのである。


    さて、では、作品を早く出してあげたいというならば、人を頼んで制作すればいいのでは?・・・と思う人もいるのかもしれないが、どうにも私の性に合わないのである。

    確かに私自身は今まで、具象彫刻をつくられている先生方の手伝いは何度もやらせて頂いた事があるのだが、自分がその時アシスタントとしてやった事を、自分の作品に対して誰かにやってもらおうなどとは全く考えられないのである。

    もし、アシスタントの人に作品に関わる部分の制作をお願いしたとしても、間違いなく、自分で新たに手を加えるか、やり直すかしてしまって、結局、頼んだ意味がなくなるような気がするのだ。


    以前にも少し書いたが、特に粘土を使った作品の場合、その人だけが持つ特有の、『形、エネルギー、主張、波長、想念、等々』が見事ににじみ出て来るのである。

    もし、それをそのまま利用出来るような作風ならば、人にやってもらう事も考えなくもないが、私の作品の場合、それはあり得ない事なのである。

    映画や舞台など、多くの人が関わる分野の芸術があるが、その総監督の立場の人はよくやっていられるなぁと思ってしまう。

    私のように自分でやらなければ気が済まない人にはとても無理な世界である。


    まあ、こんな事を言っていても、もし80歳、90歳まで彫刻を制作出来ているとしたら、「この部分はアシスタントの人にやってもらわないと体が持たん。」などと言っている可能性も充分にあるが、・・・今はやはり自分ですべてやらないと納得がいかないのである。
    スポンサーサイト



    1. 2012/01/25(水) 23:20:54|
    2. 彫刻
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0
    <<個展も間近にせまり、・・・。 | ホーム | 熱にうなされながら、・・・。>>

    コメント

    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    トラックバック URL
    http://mitsuji415.blog28.fc2.com/tb.php/610-f00f024c
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)