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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    電話に出たのは、・・・。

    水草 撮影 松田光司

    さて、何度かこのブログでも、不思議な巡り合わせや偶然の出来事について書いてきたが、今日もその内の一つについて書いてみたい。('10.11.9'10.11.25'11.11.5参照)


    10数年前の話である。

    私が普通に自宅で彫刻を制作していると、いつもお世話になっている画商さんから電話が、・・。

    何を話すのかと思えば、
    「松田先生、今、ちょっと珍しい人がギャラリーに来ているんですよ。じゃあ変わりますからね。」と言ってきたのである。

    私も正直、誰が電話口に出るのかまったく想像がつかないまま待っていると、・・・「おおっ、松田か!元気でやっとるか?僕だよ僕、分かるか?」といきなりのハイテンション。

    当然すぐ誰だか分かるその名古屋弁丸出しのしゃべりとそのなつかしい声、・・・私の高校の時の先生だったのである。


    ・・・でも何故?

    先生は愛知で先生をされており、この東京のギャラリーとはまったく無縁のはず。


    ・・・さて、そのいきさつを聞いてびっくり。

    先生はその時、高校の校長をされており、出張で東京に出て来たと言うのだ。

    それで、東京にいる間に専門的な楽器を扱う店について調べようとしていたのだが、誰に聞いていいものやら分からない。

    そこで泊っているホテルのフロントでその事について尋ねてみると、「それならば、このホテルにギャラリーがあるのですが、そこに勤めている方が楽器に詳しいですよ。」との事。

    早速、ホテルの中にあるギャラリーを訪ね、無事、楽器店の事を聞き出す事が出来た訳である。


    ・・・で、それから話し好きの先生がギャラリーの人との世間話の中で・・・。

    先生:「そうですか、このギャラリーは彫刻を扱うギャラリーなんですか。実は僕の教え子にも彫刻をやっとるのがおるんですが、まあ知らんと思いますが、松田光司という男なんですよ。」

    画商さん:「えっ、松田光司って、松田先生の事?」

    先生:「えっ、知っとるんですか?」

    画商さん:「知ってるも何も、学生の頃から親しくしていて、このギャラリーで個展をやる事になっているんですよ。」


    ・・・たまたま先生が泊まったホテルで、こんな偶然の出会いがあり、そして、私のもとに一本の電話がかかってくる事になったのである。

    いやーこの時は本当に驚いた。
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    1. 2012/01/20(金) 00:37:30|
    2. 日常
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:2
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    コメント

    こういったお話を見聞きするたびに思うのは、創作においてのインスピレーションと同様に、見えない世界からの働きかけがあるということですね。
    引き寄せの法則で導かれている、といえるのかもしれません。
    不思議な出来事も、きっと必然性があるから起こるのだと思います。
    1. 2012/01/21(土) 18:22:38 |
    2. URL |
    3. Me Rock #eMkLRZRc
    4. [ 編集 ]

    Re: タイトルなし

    そうですね。私もまったくその通りに考えております。
    偶然起きたと思えるような事でも、必然性を感じます。
    こういう創作の世界にいると、余計にそういった事を感じ取りやすいし、
    また引き寄せやすいのかもしれませんね。
    1. 2012/01/22(日) 17:03:38 |
    2. URL |
    3. 具象彫刻家 #-
    4. [ 編集 ]

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