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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    指紋は変わらない?

    夕暮れ 撮影 松田光司

    ・・・ 指紋は一生変わらない ・・・

    さて、よく聞くこの言葉、 しかし残念ながら指紋が変わってしまった人がここにいる。


    ・・・それは誰あろう私の事なのだ。


    もう15、6年ほど前の事になるのだが、その日、私はいつも通り彫刻の制作をしていた訳である。

    結構疲労もたまっていたのだが、かなり忙しかったため全く休むことなく石膏をただひたすら削り続けていたのであった。

    そんな中、石膏専用にしている彫刻刀を使っていると、・・・不注意で左手親指の腹部分を思いっきり縦に切ってしまったのだ。


    ・・・さて、これが良く切れる普通の彫刻刀ならば逆に問題が無かったと思うのだが、・・・これは何しろ石膏専用にしている彫刻刀・・・。

    削れ過ぎないように刃先もわざと鈍くしてあるのだが、さらに水分を含んだ石膏を削っていたため刃先には石膏が付着していたのだ。

    ・・・という訳で、傷口も単純な直線というよりは、深い引っかき傷のような状態になってしまったのである。


    まあ、当然痛かったのだが、早急に適正な処置を施したため、特に悪化する事もなく、数週間かけて徐々に治っていった訳である。


    ところが、・・・その途中途中に治っていく傷口を観察してみると、何だかどうも様子がおかしい?!


    その様子とは、

    ・・・なんと一つしかなかったはずの指紋の渦が、傷口の左右両側にそれぞれ出来始めていたのである。


    『まあでも、指紋は一生変わらないって言うし、傷口が完全に治れば、奥からどんどん新しい皮膚が出て来て指紋の渦も一つに戻るんだろうきっと。』・・・と、その時は思っていた訳である。


    ・・・が、あれから15年以上経った今現在、

    親指の膨らみの中心の指紋の渦は二つ存在したまま・・・一つに融合する気配は全くない。


    明らかに左手親指の指紋は以前と変わってしまったのだ。

    「ああ、あれを境に運命も変わったんだ(笑)。」などと、家族にはからかわれる始末・・・。


    とりあえず今まで支障は全くないのだが、・・・はてさて一体どうなんだか?
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    1. 2012/01/05(木) 22:10:53|
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