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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    モデル最終日。

    モデル最終日  撮影 松田光司

    今日は結実子さんに来てもらい、石膏になった作品の最終仕上げ。(’11.9.17’11.10.15’11.11.23参照)


    以前にも書いた事だが、結実子さんがモデルに来る最終日だからといって、今日で完成という訳ではなく、あとは結実子さんのいない状態で、一人の空間、一人の時間の中、作品を仕上げていく訳である。


    さて、ちなみに今日、結実子さんが来る直前の状態というのはどうだったのかと言えば、・・・
    実は形としてはほぼ完成している状態であった訳である。

    では、わざわざモデルに来てもらって最後に一体何をみていたのかと言えば、・・・
    結局は、いつもの事であるのだが、結実子さんの発するエネルギー(空気感)を観察していたのである。

    実は、粘土での制作中に感じていた空気感と石膏制作時に感じる空気感は、言葉では説明しづらいのだが、やはり何かが違うのである。

    当然、結実子さん自身の何かが変わった訳ではなく、それを受け取る側の私の意識が変わったという事なのだ。


    極端な事を言えば、粘土状態と石膏状態の作品は、全く同じ形であったとしても、全く違う作品をつくっているような感覚でもあったりするのだ。

    つまり、粘土で完成させた後、石膏での制作を行い再び完成させるというのは、一つの作品制作において、二つの完成作品を見せられているような感覚であるという事。


    という訳で、今日はその二つ目の作品を完成させるべく、奮闘していたとも言える訳である。


    さて、結実子さん、今年は何度もモデルに来て頂きありがとうございました。
    また来年もよろしくお願いします。
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    1. 2011/12/18(日) 23:53:05|
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