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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    再び、ギャラリーせいほう小品展。(YEAR END EXHIBITION OF MINI SCULPTURE)

    猫レリーフⅡ(テラコッタ) 松田光司作「 猫レリーフⅡ 」 (テラコッタ) 松田光司作

    あさって12月5日(月曜日)からギャラリーせいほうで毎年恒例の彫刻小品展が開催される。
    (彫刻家100名以上によるグループ展 ・ ’10.12.6参照)


    もうあれから一年経ってしまったかと思うと、何と短く感じる一年であった事か。


    さて、昨年はこのギャラリーせいほう小品展に「奏静(部分)レリーフ」(テラコッタ)を出品したのだが、今年も同じくテラコッタレリーフ作品を出品する事となった。(上写真「猫レリーフⅡ」)


    この作品にも少しだけ彩色を施しているが、今日はテラコッタの彩色について書いてみたいと思う。

    普通、陶芸などの焼き物の場合、800度くらいで素焼きにしたものに釉薬などをつけ、その後本焼きして色が定着する事になるのだが、テラコッタの彫刻作品ではそのようにはしないのだ。(当然、作家によっても違うが)

    陶器などの作品と違って、食器として使う訳ではないので、色の材料もある程度自由に選択出来るのである。

    私の場合、作品によって使う材料や彩色方法も変えているのだが、とりあえずもっともよく使うのは墨、・・・普通に習字などで使う墨なのである。

    と言ってもそのまま焼き上がったテラコッタに塗ってしまえば真っ黒になるだけなので、流石にそのまま塗るような事はしない。

    水でものすごく薄めるのである。
    薄め方も墨の入った容器に水を足していくといったやり方ではなく、水の入った容器に墨を一滴ずつ足していくといったやり方なのだ。

    するとかなり薄い状態で使う事が出来るので、テラコッタに塗ったとしても、ほとんど色に変化がなかったりするのである。

    そして、それを丁寧に塗り重ねていく事により、その作品にとって丁度良い濃さの状態で塗り終える事が出来るという事なのだ。

    当然、それだけで彩色が終わる訳ではないが、色のベースはこのようにして決めているのである。


    この後さらにどういった方法で仕上げていくのかは、・・・とりあえずここで書くのはよしておきたい。(まあ、そう大した事もやっていないのだが、・・・。)

    小品展会場にて、彩色されたテラコッタ作品実物を見てもらえれば、さらにどういった風に手を加えているのかが、もしかしたら推測出来るかも ・・・という事で、皆さん、ぜひ足を運んでみて下さい。

    YEAR END EXHIBITION OF MINI SCULPTURE
    ○場所・・・・・・ギャラリーせいほう (東京都中央区銀座8-10-7)
    ○期間・・・・・・2010年 12月5日(月)~22日(木)<日曜休廊>
    ○時間・・・・・・AM11:00~PM6:30
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    1. 2011/12/03(土) 22:08:38|
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