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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    ブロンズの色。

    ブロンズ作品のポストカード 撮影 松田光司松田光司彫刻作品のポストカード。 ( すべてブロンズ作品 )

    ブロンズ彫刻のイメージと言えば、緑青色か茶色、まああとは地金を磨いて光らせた赤金色であろうか。


    確かに例えば同じ茶色でも明るめの物があったり濃いめの物があったりするのだが、バリエーションはそれほど多いとは言えない。

    要するにブロンズは、重厚感はあるものの地味といった印象はぬぐえないようにも思える。


    それに比べ、木彫やテラコッタの彫刻は、最近とくに彩色をする事が流行っており、とてもカラフルで目をひくものであったりする事が多い。(注 : 大昔から彩色彫刻は存在している)

    ちなみに当然のことながらブロンズ彫刻も塗料で彩色可能なのだが、・・・何となく安っぽく見えてしまうし、わざわざブロンズにした意味がなくなってしまうような気もするのだ。

    やはりブロンズは「ブロンズの色」ならではの良さがあるといったところか。


    ・・・と言いつつ実は最近、ブロンズの色も随分カラフルに見える事もあるのだなぁと再認識する出来事があったのだ。


    それは、自分で自分の彫刻作品のポストカードをつくった時。(上写真参照)

    一枚二枚見ているだけでは気付かなかったのだが、それを販売するためギャラリーに十種類ほど並べると、・・・・何ともカラフルできれいに見えるではないか。

    ポストカードにする事によって、単色であるブロンズ彫刻が背景の色の中ではスッキリきれいに映えて見える事に、あらためて気付かされる事になった訳である。


    ブロンズ彫刻をどんな場所に置いたとしても、何となくしっくりと馴染むように感じるのは、実は単色であるという事が重要な要素となっているのであろう。

    また、単色だからこそ逆に飽きが来ないという事もあるのかもしれない。


    やはり、ブロンズはブロンズならではの色が合っているのであろう、・・・・と、今は思っている。
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    1. 2011/11/28(月) 22:36:03|
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