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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    使う筋肉が違う?

    制作中の石膏作品 撮影 松田光司制作中の石膏作品。

    昔、両手とも腱鞘炎になってしまった事があったのだが、ちょっとそれに関する話。


    もう8年ほど前の事になるのだが、その時は彫刻の仕事が立て込んでしまい、結構ハードな日程で制作をこなさなければいけなかったのだ。

    そんな日々が続く内に、気付けば両手とも腱鞘炎になってしまった訳である。


    ・・・で、結局何が一番腱鞘炎の原因になったのかと言えば、 ・・・石膏を削るという作業。


    これをイメージしてもらうならば、「鉛筆を思いっきり力を込めて握り、机が削れてしまうくらいの勢いで文字を何日も書き続ける。」・・・といったような感じであろうか。

    石膏を削る作業というのは、「親指、人差し指、中指」の3本の指にものすごく負担がかかってしまうのである。

    これも少しの時間削る程度ならば、どうという事も無かったのだが、その時は全く休まず何日も同じ作業をやってしまったのだ。


    この経験をして以来、さすがに懲りて、彫刻に対する制作のやり方も根本的に変えたのであった。

    単純な話、同じ作業を延々と続ける事をやめたのである。

    実際、ほぼ腱鞘炎が治りかけたころでも、少し長く石膏を削る作業をするだけで痛みがぶり返す感じがあったのである。

    ・・・という訳で、痛みが出てしまってからでは、元に戻すのに時間がかかってしまうため、意識的に早めに違う作業に切り替えるようにしたのである。


    こんな感じで普段から気を付けて制作をしていたのだが、・・・実は最近、ついつい石膏での制作に夢中になってしまい、ふと気付けばまたほんの少し腱鞘炎の時のような痛みが出てきてしまったのだ。

    ・・・で、当然石膏を削る作業は一旦やめたのだが、そこで次に何をしたのかと言えば、・・・

    粘土での作品制作。


    また無理をして・・・と思うかもしれないが、実は粘土での制作と石膏での制作では全く使う筋肉が違ったのである。

    当然、湿布くらいは貼っておいたのだが、粘土での制作で腱鞘炎部分の痛みが増すような事は一切なかったのである。


    まあ元々、軽い痛みという事もあったのかもしれないが、今回あらためて、似たような事をやっているつもりでも、使う筋肉はそれぞれに違うものなんだと再認識したのであった。


    ・・・さて、しばらくは粘土中心に制作しようか。
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    1. 2011/11/24(木) 20:30:53|
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