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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    本当に損をしているのは、・・・。

    11月に咲く花 撮影 松田光司

    集団や組織にいると必ず、積極的に動く人とズルして動かない人と出て来るものである。


    さて、ズルして動かない人達、・・・この人たちは、自分がやらずとも周りがやってくれる事で、果たして本当に得をしたと言えるのだろうか?

    まあ、その本人に聞いてみないと分からないが、多分、姑息にも動かない訳だから得をしたのだと思っているのであろう。


    ・・・しかし、当たり前の話であるが、それは単なる勘違いに過ぎず、明らかにその人は損をしているのだ。


    他人から『ふーん、この人はそういう人なんだ。』・・・と見られてしまうというマイナスがあるというのはもちろんの事、私のようなつくり手の視点からみると、他人からの見られ方に関係なく、本人は絶対に損をしていると思えるのだ。


    つまりそれはこういう事・・・

    創作の世界にいると、何かが出来る(動く)という事は、何事にも代えがたい喜びであり、楽しくて仕方のない事なのである。

    その逆に何もやらない(動かない)という事は、苦痛であり恐ろしくつまらない事なのである。


    この価値観が普通であるつくり手の立場からすると、ズルして動かず他人にやってもらってしまうというのは、『この人は何ともったいない事をしているのだろう。』・・・というようにしか感じないのである。

    確かに、ズルして動かない人の分も動いてあげるというのは、実際大変だったり腹が立ったりする事もあるが、そのぶん、自分の内側に経験という貴重な財産がたまる事になり、それはやがて確実に自分の力となっていくのである。


    この観点からするとやはり、・・・本当に損をしているのはズルして動かなかった人であり、得をしているのはその人の分まで動いてあげた人なのだ  ・・・と私は思う。
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    1. 2011/11/18(金) 21:40:06|
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