FC2ブログ

    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    人は変わらない。

    曇りの日に 撮影 松田光司

    人は、自分自身の事は棚に上げ、自分は全く自分を変える気もないくせに、人の事だけは変えたがる傾向があるように思う。


    人と接する時、その人の態度や言動が気になってしまう事は、普通によくある事である。

    そういった時、その人の事をなんとか変えてやろうとか、教育してやろうとか思う人もいるが、実際、人はそうそう簡単に変わるものではない。


    しかしそれは当たり前の話であるのだ。・・・自分に置き換えればすぐ分かる事。

    普通に生活していて、自分の行動や言動が常に間違っていておかしなものである・・・などと思って生きている人はまずほとんどいないはずである。

    つまり基本的に人は自分が当然正しいと思って生きている訳だが、ある時突然、他人から頭ごなしに上から目線で「あなたは間違っているから直しなさい。」などと言われたらどうであろうか?・・・しかもその相手が、自分とは価値観の合わないと思っている人であったならば・・・。

    当然、そんな人の言う事など聞く訳もなく、場合によってはさんざん反撃の言葉を返すか、もしくは思いっきり無視して終わりであろう。

    そうなのである、・・・『何であいつは変わんないんだ?』と思うより前に、自分だって変わらないのだから、その人だって変わらないのは当たり前か、・・・と思っておくべきなのである。

    どんなに相手がおかしいと思っても、相手からすればこちらの方がおかしいと思っていたりもするものなのだ。

    実際、この状況を傍から見ていたとしても、一概にどちらの方が一方的に正しいとも言えなかったりするのだ。


    では結局、相手がおかしいと感じた場合、自分は一体どうしたらいいのか?


    私が思うに、出来る事というのは相手を理解する努力をする事、・・・『何故、そんな事を言うのか、何故、そんな事をしてくるのか、なぜそんな事を思うのか。』・・・等々。

    要するにそれぞれに持っている価値観を否定するのではなく、まず認める事。

    相手の価値観をまったく認めもしないで、自分の価値観だけは認めろと言っても、それでは何の説得力もないし、相手に通じる訳がないのだ。

    また、当然の事として、自分の価値観を分かってもらえるよう努力する事も重要な訳である。

    人は、未知なるものに対しては、不安な気持ちも抱くものだが、それが何者か分かってさえいれば、意外とすんなりと受け入れたりする事が出来たりするのだ。

    子供ならばともかく、大人になってしまった人の事を変えるのは難しい、・・・しかし、大人なのだからお互い理解し合う努力ぐらいは出来るはずなのだ。
    スポンサーサイト



    1. 2011/10/22(土) 23:38:32|
    2. 思想
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0
    <<褒めると、・・・。 | ホーム | まわりからの見られ方って?>>

    コメント

    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    トラックバック URL
    http://mitsuji415.blog28.fc2.com/tb.php/535-df89da58
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)