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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    包丁砥ぎは、・・・。

    木陰から見える太陽 撮影 松田光司

    以前、東京芸大彫刻科での最初の授業はノミ砥ぎから始まると書いたが、・・・。('11.8.23参照


    これが、妙なところで生かされている・・・・・それは家で使う包丁を砥ぐという作業において・・。

    以前にも書いた通り、木彫用のノミを砥ぐというのは、何段階もの砥石を使って結構時間も使うのだが、包丁はそれと比べたら随分と楽なのである。

    結婚した当初は、妻が簡易刃物砥ぎ器を持っていたので、それでOKなのだと思っていたし、包丁を自分で砥いでみようとは全く思っていなかった訳である。

    ・・・ところがある時、
    「この簡易砥ぎ器だと、あんまり包丁の切れ味が良くならないんだよね・・・。」と妻が言ったのである。

    そういった事に全然関心がなかった私もその言葉を聞いて、
    『あっそうなんだ、そういうのってそんなに上手く砥げる訳じゃないんだ。』・・・と、はじめて思った訳である。

    「じゃあ、僕が砥いでみるよ。」と軽く一言。

    もう20年ほど前の事なので、記憶も定かではないが、最初はノミ砥ぎ用の本格的な砥石を使ったのだと思うが、・・・・気合を入れて包丁を砥いでみた訳である。


    ・・・で、妻に切れ味を試してもらうと・・・「おおっ何これ!すごい切れ味、全然変わったよ!」と、大喜びされたのだ。


    まあ、軽く私が言った「じゃあ、僕が・・・。」の一言から始まった包丁砥ぎ、・・・この瞬間からそれは私の役割となってしまった訳である。

    その後、包丁砥ぎ専用の砥石も買い、今に至る訳であるが、ふとその砥石をあらためて眺めてみてびっくり、・・・随分とすり減ったもんだなぁ・・・これも我が家の歴史の一つか。
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    1. 2011/10/16(日) 23:36:45|
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