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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    結実子さんのいない間に、・・・。

    ポーズをとる結実子さん 撮影 松田光司

    さて前回、新作制作のため来てもらってから、約一カ月、・・・今日再び結実子さんに来てもらった。('11.9.17参照)


    前回、ポーズは決定していたので、この一カ月の間におおよその粘土荒づけはやっておいたのである。


    ・・・と、ここでちょっとだけどうしようかと思う事があった。


    それは、粘土の荒づけといってもどの程度までやっておこうかといったもの。

    以前にも書いた事だが、これまでにモデルを全く使わないで完成させている作品もいっぱいある訳である。

    ・・・で、結実子さんのいない状態で荒づけをやっていると、ついついモデルを使わないでつくる作品の時のような感覚におちいってしまう状態があったりしたのだ。

    つまり、このへんで手を止めておこうと思っても、勢いが止まらず、どんどん先に進んでいってしまったりするのである。

    しかし、前回のブログでも書いた通り、結実子さんというのはモデルとしての存在感が強く、ポーズを取った瞬間にアトリエの空気を一変させるようなエネルギーを持つ人なのである。

    正直、そういった空気感を直接肌で感じながら制作するのと、自分だけの空間で制作するのでは全く違ったものが出て来る訳である。

    作品としてどちらの方が優れた物が出来上がるという話ではなく、今回はどういった作品がつくりたいのか、・・・という事が最も重視すべき点となってくる訳である。

    ・・・と、考えると、今回つくりたいのは明らかに結実子さんの発する空気感から触発された作品を制作したいと思っている訳である。


    とまあそんな訳で、はやる気持ちを抑え、とりあえず他の作品に取りかかる事で、勝手に動いてしまおうとする手を何とか止めたのであった。


    ・・・で、今日実際制作してみて、やはりそれで正解であったと実感した訳である。

    結実子さんの発するエネルギーを吸収しつつ、作品は確実に私のつくりたい方向へと進んでいったのであった。

    結実子さんありがとうございます。次回もよろしくお願いします。
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    1. 2011/10/15(土) 20:42:34|
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