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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    色々言うのは勝手だが、・・・。

    厳美渓の川面 撮影 松田光司

    個展開催中、会場にいると、本当に色々な方が訪れてくれる。


    数年前の事、・・・

    私の個展に二人連れのお客さんが来て下さったのであるが、私とは初対面の方々であった。

    少し話すと、一人は気功だか何だかを研究している人なのだとか。

    まあそれは別に世の中には色々な人がいるので、特にどうという事はなかったのだが、・・・。


    椅子に座って3人で話していると、唐突にその気功の人が、いかに自分がすごい人であるのかという事を長々と自慢し始めたのである。

    まあよくある出来事なので、最初は私も普通に聞いていたのだが、・・・どうにも怪しげで、しかも何故だか完全に上から目線の物言い。

    私は自分の作品に対する批評に関して、基本的に拒絶するような事はしないのだが、・・・その人が私の作品に対ししゃべり出した事が、『何だか、どうなんだか?』と思わせるような内容。


    「この作品なんか、いい波動出してるけど惜しいな。俺が作った『波動何とか装置(名前は忘れた)』にかければもっといい波動にしてやれるんだがな。」・・・とか何とか。


    とりあえず、個展に来られたお客さんなので、笑ってごまかしておいたが、・・・はっきり言って絶対にそんな装置お断りである。

    目に見えない世界を否定するつもりもないが、上から目線の全く信用する事の出来ない人に、間違っても自分の作品を委ねるなどという事は有り得ないし、ましてや「どうだ、俺の装置のおかげで、作品良くなったろ?」などとは絶対に言われたくもない。

    だいたいからして、もし万が一にもその装置が本物であったとしたならば、なお一層余計に、自分の作品をその人に託すような間抜けな真似はする訳がないのだ。


    まあその後、このお客さんとは二度と会う事もないのだが、このお客さん風に言うならば、・・・私とその人とは波長の合うところが一切なかった・・・という事であろうか。
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    1. 2011/09/08(木) 23:00:36|
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