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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    空。

    9月の空 撮影 松田光司

    愛知県に住んでいる頃は、あまり意識しなかったのだが、19歳で東京に出てきてつくづく思った、・・・やはり故郷の空を見るのが一番落ち着くのだと。


    よくある話だが、当時、東京に出てきて最初に感じたのは、やはり空が狭いという事。

    建物や街路樹、電線などの他に、東京の地形は意外と起伏が多いという事もあり、広い空をパァーっと見渡せる場所がほとんどなかったのだ。

    それに比べ、私が生まれ育った愛知県春日井市という所は平野で、とにかく空が広く見えたものである。

    まあ、私が成長するとともに、急速に住宅も増えて行ったので、小さい頃のように、ほぼ地平線と思われるところに沈む太陽も見られなくはなっていったのだが、それでも東京よりはるかに空が広かったのである。

    あと、春日井の空の最大の魅力は、地形による影響なのか、大気による影響なのか専門家ではないので何とも言えないが、朝方や夕方の空と雲の色が、パステルカラーのようなハーフトーンでものすごく色彩豊かにきれいに見える事があるのだ。

    確かに関東方面でも、きれいな朝焼けや夕焼けを見た事は何度もあるのだが、春日井の空のように優しく包み込むような独特のあたたかい光は経験した事がない。

    今でも、仕事などで春日井にはよく足を運ぶのだが、地元に帰った時ホッとするのが、まずは家族や友達など懐かしい人達と会った時、・・・そしてそれと同じくらいホッとするのが、ハーフトーンの美しい朝焼けや夕焼け空の光につつまれた時。

    何とも言えないエネルギーが体の中に流れ込んで来るような感覚があるのだ。

    春日井を出て、初めてそれに気付くとは、・・・離れて初めて分かる事もいっぱいあるという事なのであろう。


    ちなみに今住んでいる所から見える空はどうなのかと言えば、・・・

    残念ながら山を切り開いた場所に広がる住宅街なので、空は狭くしか見えない。

    今日などは、台風の後、珍しくダイナミックできれいな空だったので写真を撮っておこうと思ったのだが、・・・上写真が精一杯。

    どこにカメラを向けても、電線や建物、街路樹、勾配のある坂などが空を狭くしているのだ。


    さて、近々春日井に行く予定もあるし、その時にエネルギー補給をするとしよう!
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    1. 2011/09/04(日) 21:07:50|
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