FC2ブログ

    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    大雨。

    水の流れ 撮影 松田光司

    私は今のところ、幸いな事に大雨などによる被害に合った事がないのだが、ここ数年よく耳にするゲリラ豪雨というものには、一度だけ遭遇した事がある。


    集中豪雨やゲリラ豪雨と言っても、夏の夕立みたいなもの?・・・と思っていたのだが、実際、体験してみてその印象はいっきに変わってしまった。


    数年前の春頃の出来ごとになるのだが、東北方面から東京に向かって東北道を走っている時の事であった・・・。


    昼下がりの午後、空は気持ち良く晴れ渡り、車も少なく、前方に見える景色も爽快で本当に快適なドライブを楽しんでいたのだ。

    ・・・ところが、車が福島の山の中にさしかかった時、先の方に黒い雲が見えたかと思うと、その雲がものすごい速さでこちらに迫ってきたのである。

    当然、こちらも80キロぐらいのスピードで走っているので、その雲のスピードも余計に速く感じたのかもしれないが、明らかに普通の雲ではない感じが見てとれたのだ。

    つい先ほどまで、あんなに明るく爽快であった景色は一変し、一瞬にして夕方のような暗さになってしまったのだ。

    ・・・と、次の瞬間、前方にものすごい雨の壁が・・・。

    車は動いているので、そこに突っ込んでいったのは私の方なのだが、一瞬に雨が襲ってきたような感覚であったのだ。


    実際、その豪雨の中に入ると、・・・どう表現するのが一番良いのか分からないが、簡単に言ってしまえば・・・滝のような雨。


    ワイパーなど全く無意味で、前方はほとんど見えず、当然、80キロだった車のスピードも20キロほどに、・・・。

    止まってもいいくらいに感じたのだが、・・・そこは山の中、・・・ヘタな所に止まると鉄砲水に流されてしまうのではないかという恐怖もあったのだ。

    走っている車の台数も少なかったが、皆、同じような判断であったのであろうか、路肩に止まるような車は一台もなく、どの車も20キロほどのスピードで走っていたのである。

    やがて、その豪雨の中をなんとか通り過ぎると、その先は、・・・今までの雨が嘘のように明るく晴れ渡り、バックミラーに映る真っ黒な景色と見事に好対照を成していたのである。


    多分、時間にすると20~30分くらいであったと思うのだが、正直、あのくらいの雨が一気に一ヶ所に集中して降れば、間違いなく大きな被害になってしまう事は容易に想像出来るものであった。


    昔、よく夏などに体験した「夕立」、・・・これは、夏の風物詩としての情緒を感じる事が出来る。

    しかし、この「ゲリラ豪雨」というものは、まったくそれとは異質の雨であり、恐怖すら感じるものであったのだ。
    スポンサーサイト



    1. 2011/08/26(金) 18:18:18|
    2. 日常
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0
    <<ある作家の矛盾。 | ホーム | 美術館での作品鑑賞。>>

    コメント

    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    トラックバック URL
    http://mitsuji415.blog28.fc2.com/tb.php/484-d74e1910
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)