FC2ブログ

    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    自由に生きる?

    小川 撮影 松田光司

    「自由に生きる」・・・というと何だか聞こえもいいし、恰好よく思える。


    しかし、自由に生きるという事は、その代償を誰かに払わせているという事を意味するのである。

    その人のためならば、・・・と思わせるような魅力があり、なおかつ生み出すものにもそれだけの価値があると言うならば、「自由に生きる」という生き方が周りから許される事もあるのであろう。

    しかし、もしそういう存在でもないのに「自由に生きる」という事を実行してしまったらどうなるかと言えば、・・・当然、周りにいる人が迷惑を被るだけの話であり、よっぽど縁の深い人でもない限り、全員その人の周りから去っていくのがオチであろう。

    つまり、実際、自由に生きてみて、自分の周りに人がいなくなるようならば、自分自身にも自分の生み出すものにも魅力がないのかもしれないと認識すべきであるのだが、・・・その場合、結局、自由に生きた代償は自分で払う事になるのである。


    誰もが、一度は「自由に生きる」という事に憧れるのかもしれないが、よく言われている通り、やはり自由には責任が伴うものであり、誰も責任を取らないような自由は存在しないのだ。


    当然、芸術家と呼ばれる存在も例外ではない。

    確かに、存分に自由に生きてもらうのは本人の勝手なのかもしれないが、自分の出した作品に対しても責任を取らなくていいなどという事は、・・・決してない。
    スポンサーサイト



    1. 2011/08/22(月) 23:56:50|
    2. 芸術
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0
    <<最初はノミ砥ぎから、・・・。 | ホーム | 手下や部下になった訳ではない。>>

    コメント

    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    トラックバック URL
    http://mitsuji415.blog28.fc2.com/tb.php/480-684f8c3a
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)