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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    過去を振り返る。

    夕立 撮影 松田光司

    過去を振り返るなどと言うと、ちょっと後ろ向きなイメージがあったりもするが、それも考え方による。


    要は、過去の自分をどう捉えるかなのである。

    なんとなくかっこよさそうに見えて、実は、一番やってはいけないと思えるのが、過去の自分を否定する事、・・・なのではないか。


    例えば、『あんなのは俺じゃない、本気を出していればきっと・・・。』  ・・・とか。


    悪い事ではなさそうに感じるが、結局、その程度の自分だったという過去を、認める事すら出来ない「自分」である事を宣言するようなものなのである。

    さらに言うなら、過去の自分を否定するような人は、多分、未来における自分も、過去の自分を否定するのであろうと思われる。

    つまり、未来の自分が、今現在の自分を否定するという事、・・・否定され続けてしまう自分とは一体なんなのだ?


    過去の自分すら客観的に見えない人に、今現在の自分自身の事が見える訳もない。

    当然、今現在の自分が客観視できない人に、未来の自分のビジョンも描ける訳もない。


    結局、過去を振り返った時、やらなければいけない事というのは、「それが自分なのだ」と認める事。

    失敗してしまう自分も、言い訳をしてしまう自分も、能力のなかった自分も、すべて含めて自分なんだと認める事。


    過去の自分を完全に認めた時、初めて・・・

    「さて、こんな自分ではあったが、こんな自分であるからこそ、今、出来る事を考え行動しよう。」

    ・・・と思えるのだ、と私は考える。
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    1. 2011/07/30(土) 19:43:52|
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