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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    声から受ける印象。

    静声( 部分 )松田光司作「 静声 」 (部分)

    声の波長というのは、かなりの確率で、その人自身の性格と重なり合っているように感じる。


    昔の話だが、彫刻アトリエと居間や玄関が隣り合った間取りに住んでいた事があった。

    そんな環境なので、私が普通に制作をしている時に、妻の友人、知人、セールスの人などが訪れたりすると、妻がお客さんと対応する声が漏れ聞こえてきたりした訳である。

    姿、形、顔は見えなくとも、声だけは聞こえてくる状況、・・・
    すると、面白い事にその声から伝わってくる空気感だけで、何となくその人がどんな人物か見えてきたりするのだ。


    人と会う時というのは、無意識にまず相手の外見で判断してしまって、その見た目の印象から先入観を持ってしまうという事があるのではないかと考える。

    しかしこの状況の場合、視覚から得る情報はゼロ、・・・すると、何の先入観を持たずに聞く声というのは、ストレートに自分の耳に届く事になる訳である。

    前にも少し書いたが、多すぎる情報は、かえって重要な情報を見落とす事にもつながったりするが、少ない情報の時は、より慎重に深くその情報を分析したりする事が出来る訳である。


    ・・・と、まあそんな訳で、お客さんが帰った後、妻に「今日来てた人って、もしかして○○な感じの性格の人だった?」と聞くと、だいたい「そうそう、よく分かったね。」などという事がしょっちゅうあった訳である。


    当然、自分の声からも、性格は透けて見えると思うのだが、・・・かといって、優しいふりして「ネコなで声」でごまかそうとしても、それこそそんな声なんていうのは、一発で分かってしまうものである。

    ・・・いい感じの波長の声にするためには、性格から良くしないとダメなんだろうなぁ・・・。
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    1. 2011/07/19(火) 22:02:32|
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