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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    売れる作品と売れない作品。

    10ギャラリー渓個展より 撮影 松田光司松田光司 彫刻展 会場風景 2010年2月 ギャラリー渓にて

    私の中では、毎回、心の趣くままに自由に作品を出し続けているのであるが、
       ・・・当然と言えば当然の事として、売れる作品と売れない作品が出てきてしまう。


    今まで制作してきた作品を、「売れた、売れてない」という観点から分けようとすれば、確かにはっきりと分ける事が出来るのだが、・・・正直、私の中では、「売れた作品」と、「売れてない作品」の区別は一切ない。


    そこに違いは何もないのだ。


    例えば、ジャンル別による売れやすさ、という事を考えてみても・・・
    ・・・私が今までつくってきた、裸婦像、男性像、子供の像、動物の像、着衣女性像、1枚の布シリーズの像、レリーフ彫刻、どの分野でも売れている作品もあれば、売れていない作品もあるのである。


    では一体、売れる作品と売れない作品にどんな違いがあるのであろうか?


    まあ自分では分からないとしても、第三者から見れば分かりそうな気もするが、・・・意外とそうでもなかったりする。

    例えば画商さんが、展示された私の作品を見て、「こういう感じの作品は売れるけど、こっちのこういった作品はまず売れないね。」・・・と言ったとしても、その言葉が絶対という事はない。

    売れると言われた作品が売れずに、売れないと言われた作品が売れたりする事は、普通にしょっちゅうある事なのだ。


    私としては、『売ろうなんてまったく思わず制作している。』・・・などと言うつもりは全くないし、『売れるものならば、売れてほしい。』・・・と思って制作している。

    当たり前の話だが、自分の手元に置いておくためだけの、自己満足で制作している訳ではないのだ。


    ただ、思うに、(あり得ない話だが)もし売れるための法則が発見出来たとしても、その法則通りにつくるかどうかは、また全く別な話。

    ・・・というか自分が、その法則どおりに作品をつくるとは、到底思えない。


    私には結局、自分の内側に降りてきてくれる作品を、そのまま出す事しか出来ないのである。

    それでも気に入って買って下さる方がいる事を感謝しつつ、今日も制作に励む私であった。
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    1. 2011/07/12(火) 20:51:34|
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