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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    シリーズもの。

    レリーフ 3作品  撮影 松田光司粘土段階のレリーフ、3作品。(ビニールで保護した状態。)

    ある一つの作品をつくろうとする時、ほぼ同時にその作品と似たような(関連するような)作品が浮かんでくる事がある。


    結局、そういったものの事を、あとから「シリーズもの。」と呼んだりする事になるのである。

    しかし、シリーズものと言っても、結構色々なパターンがあり、上記のように、同時にいくつもの作品が浮かんでいる場合もあれば、かなり時間が経ってから次の作品が浮かんでくる場合もある。

    私の場合、特に、その出方にこだわる事は一切ないのだが、どちらの場合にしても、醍醐味はそのシリーズ作品を一堂に並べてみる、・・・という所にある。

    それぞれが独立した一つの作品なので、当然、単独でみていても面白いのだが、そのシリーズものをざっと並べてみた時、何とも言えない空気感が漂うのである。

    明らかに隣同士になった作品が呼応し、共鳴し、影響し合っているように感じるのだ。

    大抵の場合、その発する空気の高揚感は、私の想像を超えている事が多く、実際、作っている私自身がもっともその並べる瞬間を心待ちにしているし、また、楽しんでいたりもするのだ。


    さて、実は今日、そんなシリーズものでつくっていた三作品を、初めて並べてみたのである。

    状況としては、三点同時に浮かんだ作品だったのだが、一つの作品を作る時に、わざと他の二点は見ないようにして制作するようにしていたのだ。

    と言う訳で、今日、それぞれの作品が粘土段階での完成状態に近づいたので、三点すべて並べてみてみる事にしたのだ。


    結果は、・・・やはり面白い。
    ・・・三点並べて、初めて感じる空気感を存分に味わう事が出来た。


    また、一点一点制作していた時には、手を入れようと思っていなかった箇所にも、自然と手が入っていった。


    まあ、こんな風に楽しみながら制作しているこの三作品、・・・今のところの予定では、来年2月に開催するギャラリー渓(新宿)での個展にて発表予定。

    随分と先の話ですが、楽しみにお待ちください。
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    1. 2011/07/04(月) 21:14:36|
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