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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    縄跳び。

    縄跳び 撮影 松田光司

    あまり最近見かけないが、縄跳びをやっている子供を見ると思い出す事がある。


    それは私が小学4年生の時、新米教師として赴任され、私の担任となった先生との競争の話。

    元々、その先生は体育が専門で、大学生の頃は体操の選手として活躍していた人であったのだ。


    当然運動神経は抜群なので、当時小学校で流行っていた縄跳びも得意だった訳である。

    体育の授業で、本当に楽そうに跳ぶ二重跳びを見せてくれたのだが、さらになんと三重跳びまで軽々とやって見せたのである。

    『すっげー!』と歓声があがった事は言うまでもないが、その後、先生がおっしゃった言葉でさらにみんなが驚く事になる。

    「二重跳びは連続で最高250回くらいは跳んだ事があるかなぁ、さすがに三重跳びは40~50回くらいしか跳べないけど・・・。」

    『はぁ?!・・・あり得ない。』と小学4年の私は思ったものである。

    そして、さらに先生が話を続ける。
    「みんな、二重跳びの連続記録に挑戦しない?先生はいつでも受けて立つよ。」・・・と宣言されたのである。

    その時はまだ、二重跳びも数回しか出来ない私であったが、何故か突然、体育会系魂に火がついたのである。
    『よしっ、その記録、抜かす!』と大胆にも思ってしまったのだ。


    それから授業の合間、そして家に帰ってからと、縄跳び三昧の日々が始まったのである。

    格好の練習相手になったのは2つ年上の兄貴。

    「やったー連続50回超えた!」と言えば「なにーっ、じゃあ俺も!」みたいな感じで競い合ったのである。

    結果、その数か月のちには、二重跳び連続記録300回越え、・・・見事に4年生のうちに先生を抜かしてしまったのである。


    自分自身も驚いたが、まさか1年以内に抜かれるとは思っていなかった先生が一番驚いていた訳である。

    さすがに三重跳びは連続で14~15回くらいしか跳べなかったが、これは体力の問題で、中学の頃には連続50回は跳べるようになっていた。(ちなみに四重跳びは1回がやっとの記録。)


    実は、3年ほど前その先生にお会いする機会があり、その時の縄跳びの話をすると、
    「あれはもう、はっきりと覚えているよ。だってまさか、小4の子供に自分の記録抜かれるなんて思ってもみなかったからね。」とうれしそうに笑われていた。


    さて、そんな体育会系の大人にさえも勝つ事が出来た10歳の少年も、今は(横幅の)立派な体格の46のおっさんに成長した訳である。

    ちょっと、今、試しに外で縄跳びをやってみたのだが、・・・二重跳びは連続24回、3重跳びは連続3回・・・うーん、小学生の時の10分の1以下かぁ・・・うーん、なんかイメージと違うなぁ。
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    1. 2011/06/01(水) 17:40:39|
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