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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    すぐに出来るタイプではなかったが、・・・。

    バスケットシューズ 撮影 松田光司

    このブログで何度もふれている事だが、運動についてまた少し書いてみたい。


    私はそれこそ小学生の頃から運動は得意で、体育の授業の評価はほとんど5を取っていたように記憶している。

    しかし、得意といっても、何でもかんでもすぐに出来るタイプの子供ではなかった。

    どちらかというと、初めてトライする運動の種目は、ヘタクソに見えるくらいだったかもしれない。

    それが、時間をかけ、練習に練習を重ね、気づけばうまくなっているというタイプであったのだ。
    という訳で、小学校の時は体操部とサッカー部に所属していたのだが、上達するのも遅く、どちらもレギュラーを取ることはないまま終わっているのである。


    しかし、中学から始めたバスケットボールではレギュラーどころか、キャプテンまでやっている。

    単純な話、小学校の時とは時間のかけ方が全く違ったのだ。

    小学校の部活の時には、レギュラーになれなかったという思いがあったため、バスケットもそんなに上達しているという感覚が全くないまま、時が過ぎていったのであるが、・・・ある時、『あれ?』と思う事を経験する。

    それは中1の終わりごろだったと思うのだが、クラスのレクレーションでバスケットをやった時の事である。

    当然、自分なんかより、全然運動神経のいい友達が何人もいたのだが、驚いた事にまったく私について来る事が出来なかったのである。

    『そうか、一つのスポーツだけに打ち込んでいれば、あんなに運動神経のいいと思っていた人にも勝てるんだ!』と、一人感動したものであった。


    何でもすぐに出来てしまうというのは、ちょっと考えるといい事のように感じるが、すぐに出来ないという事も実は面白い事なのである。

    出来るようになるため、頭を使い、体を使い、時間も使う、・・・このせっかくの楽しい創意工夫の時間も、すぐに出来てしまう人は味わう事が出来ないのである。(・・・もしかしたら損をしているかもと思ってしまう。)

    創意工夫に費やしてきた多くの時間、・・・これが現在の私を形成してくれたのかもしれない、・・・と今は思っている。
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    1. 2011/05/26(木) 20:00:35|
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