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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    美術関係の本や雑誌、テレビ。

    5月の雲 撮影 松田光司

    こういう美術の世界にいると、美術関係の本や雑誌、テレビなどは、必ずチェックし、よく見ているイメージがあるかもしれないが、・・・。


    私の場合、ほぼそういったものは見る事がない。

    良くも悪くも、まったく気にならないのである。

    多分、この世界の事を勉強しなければ、という意味では見た方がいいのかもしれないが、はっきり言ってしまえば、それを見たからといって、自分自身の作品が良くなるわけでも、変わるわけでも、完成されていくわけでもない。

    また、今現在の美術の流れを知ったとしても、一体それが何だというのか?

    つくり手というのは、そんな流れにまったく関係なく、自分のやりたい事をやりたいようにやるだけなのである。

    勝手放題やっているつくり手の事を、上手くジャンル分けし、まとめてくれるのはそれはそれで構わないが、研究の対象となるために作品をつくっている訳ではない。

    美術館に行ったり、ギャラリーに行ったりするのは好きだが、研究資料や研究映像を見る事に力を注ぐ気はない、・・・といったところであろうか。


    美術書や美術雑誌を教科書のように考える人もいるようだが、たとえそれで美術の流れを知る事が出来たとしても、この世界、そのあと追いでは全く意味がない。

    また、そこに書いてある事と違う事をやってやろうと考えたとしても、その発想自体がすでに貧困で、結局はそこからの呪縛を受けている事になる訳である。


    私としては、美術関係の本、雑誌、テレビなどをまったくシャットダウンしてしまうつもりもないが、少なくともそういったものからインスピレーションを受けるような事は今のところ全くないものである。
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    1. 2011/05/16(月) 21:01:37|
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