FC2ブログ

    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    作品制作を支配するもの。

    ある日の夕暮れ 撮影 松田光司

    他の彫刻家の事は知らないので、いつものごとく『私の場合は』という話になってしまうが、
          ・・・作品を制作する時、明らかに私ではない私が存在する。


    普段の生活の中では、当然のことながら、私「松田光司」という意識が私を動かしている訳である。

    しかし、いざ作品の制作に向かうと、「松田光司」という意識だけが覚醒しているとは思えないのである。

    一番分かりやすい例えで言うと、ウトウトと眠りに入るかどうかの状態、・・・つまり自分の意識があるんだか、ないんだか分からないような状態であるのだが、それが最も近いような気がする。

    簡単に言うと没頭する、という事なのかもしれないが、それは無意識になってしまうのとはまたちょっと違った感覚なのだ。

    その状況とはこうである。

    ・・・制作に入り込んだ瞬間、眠っていたもう一人の自分が覚醒し、勝手に暴走してどんどん作品をつくっていってしまうのである。それを、私「松田光司」の意識が『ちょっと冷静になろう!』と制御する側にまわっている感じがするのだ。

    ・・・と、今書いてみてふと思ったのだが、よく考えてみると、時にその逆の状態もあるかもしれない。

    つまり、どちらの意識であろうと、片方が熱くなれば、片方が冷静になる、・・・と言った感じなのであろうか。


    まあ、こんな事を書きつつ、作品制作に入り込んだ時の事なので、実は自分でもハッキリと分かっている訳ではない。  ・・・言葉に変換して表現するとこんな感じなのかな、という事なのである。


    私としては自分の意志で自分のつくりたいものをつくっているつもりなのだが、やはり何かに突き動かされ、つくらされている、・・・という感覚も確かにあるものだと感じている。
    スポンサーサイト



    1. 2011/04/30(土) 18:21:46|
    2. 彫刻
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0
    <<いつの間にか疲れが、・・・。 | ホーム | 連休中は・・・。>>

    コメント

    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    トラックバック URL
    http://mitsuji415.blog28.fc2.com/tb.php/375-99428f3e
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)