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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    面倒くさい芸術家。

    堤防の木 撮影 松田光司

    自分が芸術家をやっていながら、こんな事を言うのもなんだが、『何か芸術家って面倒くさいな。』と思うことはしょっちゅうある。


    昔からの芸術仲間に会う時は、さすがにもう気心も知れているし、多少議論になってもどうって事もないのだが、初めて知り合う芸術家というのは、向こうからしてもそうかもしれないが、こちらとしてもやはり気を使う。

    たまたま、こだわっている部分に共通点でもあれば言葉のやりとりも出来るのだが、同じ言語でありながら、まったく言葉が通じない芸術家もいるのだ。
    つまり、はなから積極的にこちらを否定してくる類の芸術家も当然いる訳である。

    あと、否定はしてこないにしても、初対面なのに何故か上から目線という類の芸術家、・・・こういう連中も結構いる。
    『私の方が芸術家として優れているのだから、君は私に敬意を払って当然だ。』・・・といったような傲慢な態度。

    ・・・どちらも本当に心の底から面倒くさいし鬱陶しいものである。


    まあ当然の事ではあるが、こういった態度で接してくる芸術家の中で、本当にすごいと思える芸術家には、いまだかつて一度も会った事がない。

    本当にすごいと思える芸術家は、否定もして来ないし、上から目線で接してくるような事もしないものなのだ。

    ただ、前々からこのブログでもふれている通り、訳の分からない事を言ったり、へんな行動をとったりする芸術家の方が、やはり目立つので、どうしても芸術家は変わった人、面倒くさい人、・・・というイメージが定着してしまっているのであろう。

    何度も繰り返すが、100人いれば100通りの芸術家がいる訳で、普通の人の立場からだけではなく、芸術家の立場から見ても、面倒くさいし、接点を持ちたくないと思える芸術家もたくさんいる、・・・という事なのである。


    まあ、ブログでこんな事を書いている私自身もどうなんだか、・・・と言う事は当然思ったりするが。
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    1. 2011/04/23(土) 19:59:52|
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