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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    野球殿堂入り表彰者レリーフの制作。

    野球殿堂入りレリーフ制作用板 撮影 松田光司野球殿堂入り表彰者レリーフ制作用板 (粘土を貼り付けた状態)

    本当はもう少し前にこの話題を取り上げようと思っていたのだが、野球殿堂入り表彰者レリーフ制作について。('10.4.13'10.4.15'10.8.1'11.1.24参照)


    上写真は、数週間前の状態なのだが、レリーフ制作用板に粘土を貼り付けた状態である。

    表面をこて板を使って綺麗に整え、水をかけた所で写真を撮っておいたものである。


    この何もないまっさらな粘土のキャンパスに殿堂入りされた方の顔のレリーフを制作する訳である。

    以前にもふれたが、今年は落合博満さんと皆川睦雄さんの2名が殿堂入り。

    夏のオールスター戦の時が表彰式のため、それまでに作品を仕上げるのである。

    夏まで充分時間があるように感じるが、実際にはブロンズ屋さんでブロンズにする時間も計算に入れるため、例年、5月の連休中までには粘土の原型を完成させなければいけないのである。
    その後、連休中に石膏取りの作業を終え、休み明けにはブロンズ屋さんに石膏原型を持っていくというのがだいたいのスケジュールとなっている。


    もう今年でこの仕事を請け始めてから10年目になるのだが、毎回、この粘土を貼って表面を綺麗に平らに整える作業の時には身が引き締まる思いである。

    この何もないまっさらな粘土の板に野球に貢献された方の顔がレリーフとして刻まれるのである。

    しかもそのレリーフは野球体育博物館に収蔵されるため、日本という国が続く限り、半永久的に展示、保存される訳である。

    また、当然ご本人(もしくは遺族の方)にも渡されるので、本当に責任重大である。


    この粘土の板に魂を吹き込む、・・・それが私に与えられた使命であるのだ。

    さて、もうひと仕事しますか。
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    1. 2011/04/02(土) 18:58:54|
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