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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    客観視。

    雪の舗装道路 撮影 松田光司

    基本的に人というのは自分のことについては客観視が出来ないものであると考える。


    当然私もそうである。自分だけは客観視出来ているなどとは決して思わない。

    つまり、自分に対し『客観視しているつもりになっているだけに過ぎないのであろう』と、自分自身、想像する事くらいは出来るからである。


    それにしても、自分のことを客観視出来ていると勘違いしている人のなんと多い事であろうか。

    またもうひとつ言うならば、100人いれば100通りの考え、正しさがあるはずなのに、何だか自分だけが正しいと思っている人のなんと多い事であろうか。

    誰もが自分が正しいと思いたいし、自分が客観視出来ていると思いたいものなのだが、やはりそれは主観でしかないのだ。

    要するに、少なくとも普段自分が生活していく中で、自分という存在は、常に主観的な目で判断し、常に主観的に動いているという事だけは、認識していてほしいのである。

    つまり、その言動や行動は自分から見た正しさであって、他人から見た正しさではないのだ。

    だから「駄目」いう話ではなく、人にはひとそれぞれの正しさが存在するという事を認識しておく必要があるという事なのである。

    相手の立場に立って考えれば、簡単に分かる事はいっぱいあるはずであるし、またハッキリ言うなら、それを考えれば自分だけが正しいとは絶対思えないはずなのである。


    ・・・と、まあ、こんな事を力説しながら色々書いてみても、

    自分は常に正しいと思っていて、常に客観視出来ていると思っている人には全く無意味でもあるんだよなぁ・・・、

    この文章を読んでも自分の事ではないし、・・・と思うだけなのだから。
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    1. 2011/02/12(土) 18:58:29|
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