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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    それぞれの使命。

    雪道 撮影 松田光司

    人にはそれぞれ使命というものがあると私は思っている。


    何も歴史に名を残すような偉業を成し遂げる、といったような大げさな話ではない。
    別な言い方をすれば、与えられた役割とでも言おうか。

    自分の使命、役割と言われても、現状の自分を見た時、ドラマや映画に例えてしまうと、脇役程度にしか思えない事もあるかもしれない。

    しかし、ドラマというのも脇役がいなければ成り立たないものであるし、また何だかんだ言っても自分の人生である、・・・やはり自分が間違いなく主役なのである。

    そう考えた時、自分は一体何をなすべきなのか?

    この事を考えようとする時、何かをなすとは一体何なのかを考えなければいけないように思う。

    私が思うに、結局何かをなすというのは、自分がやりたい事をやりたいようにやるという事ではないのである。

    そのやろうとする事が、本当に世のため人のためになる事なのか?・・・という事が一番重要になってくるように思うのだ。

    ・・・「人は結局、人のために生きている。」・・・という事。

    『えっ、自分のためじゃないの?』と思う人もいるであろうが、人は普通、無人島で一人で生きていく訳ではない。
    集団の中生きていく訳である。

    その集団の中生きている状態を考えると、一人で全ての事をやっている訳ではない。
    自分が出来る事でお金を稼ぎ、そのお金を使い、自分の出来ない事を誰かに補ってもらっているのである。

    生きるとはお互い助け合う事である、・・・と考えれば、仕事(自分がなすべき事)というのはお互い助け合うという行為をする事であると考えられるのだ。

    では、老人や子供、病気の人などは?・・・と思ったりもするかもしれないが、存在してくれている事そのものが使命であり、役割なのではないかと私は思っている。
    存在してくれているだけで、どれだけ多くの人が癒され、励まされ、また、助けられている事であろうか。

    繰り返すが、人にはそれぞれ使命というものがあると私は思っている。


    さて、私の彫刻家としての使命(仕事)、
    ・・・・・誰かが喜びや癒しを感じてくれている限り、一生続けていくべきものである、・・・と今は考え、突き進んでいる。
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    1. 2011/01/25(火) 12:48:32|
    2. 思想
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:2
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    コメント

    松田先生の考えていることや文章、素晴らしいですね!
    「使命」は僕も商売を始めてから気がついたというか、
    初めて意識した言葉だと思います。
    東京にいて、学生だった頃や、デザイン事務所で仕事をしていた時期は、
    まだ若かったせいか、「一人でここまで来た」とか「人の為に」とか
    なかなか思えなかったように思います。
    今、人の為に料理を作り、その空間、時間を提供することに「使命」を
    やっと感じるようになりました。
    「使命」とは「命を使うこと」ということで
    一生懸命、体が続く限り、やってやろうともがいております。(笑)
    1. 2011/01/26(水) 02:27:12 |
    2. URL |
    3. 菅井亮 #-
    4. [ 編集 ]

    Re: タイトルなし


    コメントありがとうございます。
    ほめられると何だか照れてしまいますね。

    菅井君のように、本当にそれぞれの人がそれぞれに自分のやるべき事をやってくれると
    もっと面白い世の中になるような気がします。

    お互い、それぞれの道でがんばりましょう!
    1. 2011/01/26(水) 11:53:03 |
    2. URL |
    3. 具象彫刻家 #-
    4. [ 編集 ]

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