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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    レリーフ彫刻について。

    妖精卵ー春 松田光司作「 妖精卵―春 」(部分)   

    「レリーフ」とは浮き彫り彫刻の事。一般的によく見かけるのはコインなどではないかと思う。


    他の彫刻家の事はよく知らないが、私の彫刻作品の中ではレリーフ作品が数多くつくられている。
    これは昔から多かった訳ではない。ある時を境に増えた。

    そのある時とは、野球殿堂入り表彰者レリーフを依頼されるようになってから。

    それまでもレリーフはたまにつくっていたのだが、多分40~50点に1点くらいの割合であったであろうか?
    ところがこれを仕事として受け出したら、もうレリーフの実に楽しい事!こんなにレリーフって面白かったっけ?と言うのを再確認させられる毎日、はてさてこの面白さを何と表現してよいものやら。

    それ以来、10点中5~6点くらいはレリーフ作品・・・・完全にはまってしまったのである。

    薄さの中に奥行きや広がりといった空間をつくり出し、しかも色を利用する訳でもなく、数ミリの凹凸だけで立体感をあらわしてしまう。

    なんという奥深き世界であることか!

    ちなみにレリーフと言うと平面に近いので、平面(絵)をやっている人がすっと入っていけるような錯覚があるが、そうではない。

    やはり立体制作をあるレベルまで極めないとレリーフは出来ないのである。

    もうレリーフにはまってから10年近く経つが、まだまだレリーフを基盤とした作品が次から次へと出てきてくれている。

    たぶん、この面白さから当分の間、抜け出せないであろう。
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    1. 2010/04/27(火) 11:49:31|
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