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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    車を移動する?!

    ウサギⅠ・Ⅱ(ステンレスとブロンズ) 松田光司作「 ウサギⅠとウサギⅡ 」  銀色がステンレス製、茶色がブロンズ製。 ギャラリーシエール個展にて展示予定。

    ちょっと一つ思い出したので、書いておきたい。


    特にすごい話でもないが、それを初めて経験した時は、『いやー、こんな事が普通に出来る事だったとは・・・。』と、妙に感心し、驚いたものである。

    いつものごとく、大学生の時の話。

    私はその頃、石彫を専攻していた。
    普段は一人一人がそれぞれの作品制作を行うのだが、たまに石彫専攻の学生全員で作業をしたりする事があったのだ。

    その日は石彫場の片付けと整理を行なっていたのだが、どうしても邪魔な車が一台、石彫場の端に停まっていたのである。

    今はどうなのか知らないが、当時、特に車での登校に厳しい規則がなかったらしく、学生が勝手に学内の適当な場所に車を停めてしまう事がよくあったのだ。

    どうしても移動させてもらいたかったので、学内放送もかけてもらったのだが、何十分経っても何の反応もない。

    ここで多分普通なら「仕方ない、あきらめるか。」となるはずだが、・・・・彫刻科でなおかつ石彫専攻の学生は違った。

    何しろ、普通にガタイがよく、力自慢の学生が多かったのだ。

    ・・・・「じゃあ、持ちあげて運ぶか!」と誰からともなく声が上がる。

    ・・・それに対し、「いや、無理でしょ!」という声も上がることなく、「じゃあ、やってみるか!」といった雰囲気。

    正直昔の事過ぎて何人の学生がいたのか正確には覚えていないが、密集して車を囲んだ感じではなかったので、20名もいなかったのではないかと思う(多分)。

    ちなみにその車はセダンで結構ごついタイプの車(外車かも?)であったように記憶している。

    「せーのっ!」で力を入れたのだが、何と簡単に持ちあがってしまったのだ。
    ・・・で、そのまま持ちあげたまま数メートル移動、ゆっくり降ろし無事運び終えたのである。

    その数十分後、その車の所有者らしき学生がやって来たのだが、何故か移動してしまっている車に不思議そうな顔。

    持ち主が一番驚いたのであろうが、車を人力で運べるという事実を知った私も結構驚いた訳である。


    ちなみにその後、20数年間、車を持ち上げ運ぶなどという機会は全くない、・・・・・当たり前か?。
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    1. 2011/01/07(金) 20:36:58|
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