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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    つくり手の人が観に来てくれると、・・・。

    冬遠 (部分) 松田光司作「 冬遠 」 (部分)

    個展を開催すると、実にバラエティに富んだ人々が訪れてくれる。


    今日はその中でも、「同業者」つまり彫刻家の人が来てくれた場合の事を少し話したい。

    はっきり言ってしまえば、自分自身もそうなのだが、まず普通の人とは見方が違う。

    気になった作品があると、とにかくなめるように全ての方向からみる、・・・というより観察研究するのである。

    正直、知り合いであるか、もしくは彫刻家と名乗っていなければ、単なる怪しい人である。

    もし個展ではなく、他の場所でこんな見方をしていたら警備員に注意されるのが落ちであろう。

    何故そんな見方になるかと言えば、・・・どうやってそれをつくったのかを知りたいという事と、もし自分がつくる場合はどうつくるのかをシミュレーションしているのである。

    これはもう、つくり手としての性であろう。

    という訳で、初めて来られたお客さんでも、こんなしつこい見方をしている人はまず何かをやっている人であろうと想像出来るのである。
    ・・・で、大抵の場合そのお客さんも私の方をチラッと見たりしながら、何か聞きたそうな顔をしていたりするのである。

    それで、私も「何か、つくったりされているんですか?」と聞くと、だいたい、彫刻家か何か造形をやっている人である事が多いのである。

    意外と彫刻家同士というのは、会ったり話したりする機会も少ないのだが、こういった個展の時というのは、同業者と情報を交換し合える数少ない場であったりもするのだ。


    さて、今回ギャラリーシエールではどんなお客さんと出会えるのであろうか、・・・今からとても楽しみである。
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    1. 2011/01/04(火) 23:56:34|
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