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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    個展まであと約2週間。

    実人’10 (部分) 松田光司作「 実人'10 」 (部分) 台座と一体化した彫刻。(ギャラリーシエール個展にて発表予定。)

    いよいよギャラリーシエールの個展まであと2週間を切った。

    この時期にやっている事は作品の彩色や、台座制作、額制作などである。

    この彩色はともかく、台座制作や額制作というのは言ってみれば単なる作業のように感じなくもないのだが、実はとても重要な部分であったりするのだ。

    台座や額をどうつくるかによって全然彫刻の見え方が変わってしまうのである。
    要するに、いかに彫刻をより効果的に良くみせるかというのが台座や額であったりするのだが、また別な観点からもみる事が出来る。

    それはこういう事である。

    立体として考えた時に、台座も作品の一部、・・・というよりは台座そのものも作品であると言う事なのである。

    どんなに彫刻がいい感じに完成したとしても、台座や額で駄目にしてしまう事はいくらでもある事なのだ。

    かといって台座や額も作品なのだから、凝った台座や額をつくろう、という話ではなく、トータルとして彫刻と調和が取れているかどうか、という事が一番重要になってくるのである。

    全体感としてみようとする時に、台座や額がたまたまシンプルな時もあるであろうし、複雑で凝っている方が合っている場合もあるのであろう。


    さて、ではそんな重要な作品の台座、私の中でいつ形が決まっているのかと言えば、・・・実はさまざまなパターンがあるのだ。

    台座も含めた彫刻の明快なイメージが降りてくる事もあれば、制作途中に思いつく事もあるし、完成後に色々と試しながら決める事もある。

    結局、作品制作の時とある意味同じような感覚なのかもしれない。

    まあいずれにせよ、そんな台座や額制作、今現在大詰めである事は間違いない。

    ギャラリーシエールでの個展ではそんな細かい所もみていただければ、と思っています。
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    1. 2011/01/01(土) 17:05:38|
    2. 彫刻
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